

今あるとこは大丈夫かな、、??

大手脱毛が次々倒産しているけど、まあ倒産が続くだろうと思ってはいました。
もちろん、いつどこが倒産するかハッキリ分かるひとはいないけど、近年の倒産の多くにハッキリとした共通点がありました。
同じようなとこが、同じようなことをして、それで同じようにツブれていくので、少し知っているだけでかなりの倒産リスクはかなり下げられます。

・倒産しそうなサロン・クリニックの特徴
・倒産が近いサイン
・「倒産しそう」だと思ったときの対処
・倒産したときの対処
稀にだけど、わたしのSNSアカウントに「ツブれそう」って情報が入ってきたことはありました。
でも名指しでそれは言えない。
だって、「〇〇が倒産しそう」なんて言ったら訴訟ものなので。
だけど、過去に倒産した脱毛の多くは「そもそもオススメ出来ない」とこ。
なので、わたしの情報をちゃんと見ていて被害にあった人は少ないと思います。
ただ、最近は価格競争の激化で倒産が起こりやすくなっているのも事実。
なので、倒産しやすい脱毛の特徴はもちろん、いよいよ倒産が近いサイン、実際に倒産したときに出来ることを含め、どこよりも分かりやすく解説しますね♪
そのかわり抜け漏れがないようにしたので、「心配になったときのふり返り」に随時利用してもらえると嬉しいです♪
最後のまとめで大事なポイントを箇条書きで網羅してあります。
目次も用意したので、気になるとこからでもチェックしてみてくださいね。

六條かげり。
脱毛に300万円使った自称「脱毛研究家」。
長年にわたり脱毛ブログを書き続けています。
脱毛情報の「ここがヘン」を空気読まずどんどんぶっちゃけています。
理系の学歴、職歴が多いので、理論的合理的判断は得意。
レーザーについても分かる、わりと♪
六條かげりの詳しいプロフィール>>

水野さん。
生徒役をしてもらっています♪
ここから目次
過去に倒産した脱毛サロン・脱毛クリニックの共通点
各サロンごとに発表された倒産理由は主に新型感染症の影響。
でもそれってきっかけに過ぎない。
医療脱毛の低価格化が進みすぎて、特に都市部ではサロンを選ぶ理由自体がなくなっています。
全国規模の脱毛サロンチェーンには用心した方がよさそうです。
倒産しやすい脱毛の特徴をザックリいうね。
「質のよくない脱毛」
がツブれやすい。


とりあえず「なにか違和感あったら注意」して欲しいって感じかなー
まず近年ツブれた脱毛サロン・クリニックの多くが悪質な広告、悪質な対応が目立つところでした。

・ありもしない格安コースを宣伝
・ありもしない体験コースを宣伝
・ありもしない効果を宣伝
・効果を得にくい機械
・嘘の説明
・雑な施術
・照射部位や範囲を勝手に狭める
・強引な勧誘
・予約混んでいるのに広告集客
・後出しでルール変更
もちろん、まじめに誠実に運営しているクリニックでも倒産する可能性はあります。
近年とくに、脱毛クリニックの増加、価格競争のため、倒産しやすくなっています。
でもそれって予見が難しいので考えても仕方がありません。(ちょっと対策あるので後述しますね)
それよりも、無茶な宣伝で一時的に人気が出て、その後やっぱりツブれていくパターンが圧倒的に多いです。
まずはこういう、大きいリスクを避けるのが大事だと思います。

わたしが前に全国調査して、ブログに地域別のクリニック紹介ページを作ったのだけど、その中で確認できた倒産は1件。(2022年~2024年)
ツブれたのは熊本の地域密着クリニック。
地域密着クリニックはあまり無茶しないので、こういうのは予見できないです。
ただ、近年倒産が頻発しているわりに回避率高くないかな?
わたしの調査の大部分は公式のweb情報によるもの。
公式web情報で悪質判断したところを除外しただけで、ほとんどの倒産が回避出来ています。
そもそも悪質なとこに通ってはいけないよね。
高い効果が見込みにくく、トラブルは起こりやすいので。
だから単純に、普通に、ちゃんとしたとこを選べば自然と倒産リスクも下げられます♪


悪質脱毛が倒産しやすい理由には「口コミが広まりやすくなった」というのもあるけど、そもそも「無茶をする社風」だからというのも大きいです。
主な理由を箇条書きにするとこんな感じ。
・SNSなどで本音口コミが年々広まりやすくなった
・過剰な価格競争が起きている
・選ばれる魅力がないから嘘をいう
・違法行為を行なう
・無茶して急にお金が足りなくなる
悪質行為がすぐバレるようになった
年々、悪質行為がバレやすくなっています。
5年~10年くらい前までは、脱毛関連の情報の多くが広告収益事業者のものでした。
悪質なサロン・クリニックは利益率高いので、それだけ広告報酬が高い。
「悪質な順」がそのまま「利益率が高い順」になりがちなので、Google検索上位サイトのランキングなんて、そのまま「選んではいけない順」みたいになっていました。(美容医療のランキングは禁止になった)
SNSでも似たような側面はあったけど、でもSNSは一般の口コミがとてもシェアされやすいよね。
たとえば「蓄熱式のクリニックで効果が得にくい」とか知っている人も多いと思う。
これもSNSの力が大きいです。
Google検索でも「バルジだから毛周期関係ない」「効果高い」「短期間」「短い回数」とまあ、嘘ばっかりだったけど、それも嘘なのがバレて知れわたってきたので、最近はあまり見かけなくなっていると思います。
そうなると、、嘘宣伝していたとこは苦しくなってくるよね。

念のためだけど、必ずしも蓄熱式がダメなわけではないです。
ただ、嘘宣伝とセットで世の中に広まってしまったので、変なクリニックがとても多いです。。
他にもたとえば、超大手クリニックが光脱毛機を大々的に導入して「効果は同じ」って言い張っていたけど、その嘘もバレたよね。
結局、謝罪撤回はなかったけど、しれっと違う機械に変えてるのが現在。
近年のスマホ普及やSNSの発達で、情報のめぐりがよくなっています。
悪質行為で長く稼ぐのがちょっとずつ難しくなってきていて、この流れは今後も止まりそうにありません。
違法行為などで倒産
契約内容を一方的に反故にする話はたまにあるよね。
近年の例だと偽脱毛機を扱うことで悪評が広まって、そのまま廃業したクリニックもありました。
それから極端な例だと、医師看護師の医療資格がないスタッフに施術させるパターン。
もちろん違法。
滅多にあることじゃないけど、でもなくならない。
異様に安いところには一定の注意が必要です。
削ってはいけないコストを削っているかも知れません。
もちろん「安い」だけで過剰反応しなくても大丈夫。
そういうとこは他にも悪質行為をしている可能性が高いので、用心していたら「おかしい」と気がつきやすいと思う。
https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta6731&dataType=1&pageNo=1
大手の脱毛サロンは危険。
ちょっと上でお伝えしたけど、大手脱毛サロンには注意した方がいいと思います。
地域の個人サロンよりも。
近年の倒産続きの大きな原因は、単純に脱毛サロン・クリニックが増えたからというのもかなり大きいです。
まずは全身脱毛サロンがバタバタとつぶれていったよね。
医療脱毛の価格破壊が起きて、もうエステサロンの脱毛を選ぶ意味がなくなってきている。
地域の個人サロンより大手脱毛サロンの方が倒産リスク高いと思っています。
地方でうまく繁盛している店舗があっても、全国的に赤字だったら一緒にツブれてしまうので、なかなかタイミングの予見が難しいです。
特に都市部だと医療脱毛の価格破壊が起こっているので、あえてエステサロンを選ぶ必要はないと思います。(そう思う人が多いから余計にサロンはツブれやすい)
脱毛クリニックも飽和状態。
そしてエステサロンだけじゃなくて、医療脱毛もやっぱりツブれやすいです。
もうクリニックの数自体が増えすぎ。
過剰な価格競争が起きているのも、数が増えすぎたため。
以前は「クリニックを開院さえすれば客がくる」という状態で、次々増えていったけど、最近はそれも鈍化しています。
特に苦しいのが、次にお話する「前受け金ビジネス」をやっていた脱毛です。
「前受け金ビジネス」の倒産リスク。予約混みすぎの原因。
前受け金ビジネスを雑にいうと、「お客さんから預かったお金を全部使っちゃう」って感じ。
脱毛コースは全部消化するまで「解約返金」の可能性があるよね。
だから帳簿上は、1回消化ごとに「お金が入った」ってことにする。
でも普通はそんな解約が多いわけではないから、お金を使っちゃっても倒産したりはしない。
だけど予算管理がいい加減なまま経費いっぱい使っちゃうと、お金が足りなくなることも。
ミュゼプラチナムが過去に倒産しかけた原因もそれ。
でもこれをやり過ぎるところが激増してしまいました。
理由は資金集めをして、規模拡大を狙うため。
拡大拡大の資金集め。既存客の予約を犠牲に。
過去の大手脱毛が常識外れに予約混雑していたのも、この前受け金ビジネスによるもの。
ザックリいうと、「どれだけ既存客の予約が混んでいてもお構いなし。どんどん広告費をかけて、新規新規でお金を集める」というもの。

だから当時は広告料もかなり高騰していました。汗
新規優先の目的はまとまった資金。
それを勢力拡大、新規オープンに使う感じ。
「新規客を集める」⇒「まとまったお金が入る」⇒ 新規オープン ⇒「新規客を集める」⇒「まとまったお金が入る」⇒ 新規オープン ⇒ ・・・・
こんな感じで無限サイクル、、のように拡大拡大。
現在ある大手脱毛の多くは、この繰り返しで急拡大したもの。
以前は全国的に脱毛出来るとこが少なかったので、「オープンさえすればお客さんが来る」って状態だったのです。


こんな拡大拡大ビジネスが、いつまでもどこまでも続くはずがありません。
だって、お客さんになる人数には日本国内で上限があるから。
そして、たちまちこの拡大サイクルが逆回転。
本来はコース契約金を預かっておいて、1回接客対応するごとに1回分の計上をしていくはず。
だけど新規オープン目当てで、すでにお金を全部使ってしまっている。
もちろん既存客の対応は毎日あるよね。
だから新規客が減ると「売上は無いのに支払いはある」なんてジゴクの状態に。
(人件費やテナント料を支払いがある)
まあツブれるよね。
まずは、全身脱毛サロンがツブれ始めました。


このビジネスモデル(?)も基本は「既存客を犠牲にする」のが前提。
これは社会問題にもなったので、銀座カラー倒産時のニュース解説記事を2つ紹介しておきます。
真面目な脱毛クリニックも倒産する時代。リスク回避方法。
価格競争のせいで、普通の地域クリニックも倒産するリスクが高まっています。(2024年は全国で1件確認)
悪質クリニックみたいなパッと分かる兆候はないけど、それでも少しは対策があります。
・客の入りを見る
・保険診療併設を選ぶ
・都度払いを探す
まあ「当たり前」って感じのものばかりだけど、でもしっかりチェックするだけで倒産回避しやすいと思う。
とにかくつかめる情報は全部つかみましょう!
客入りチェックに関しては、、まあ地元だからガンバレ!笑
Google口コミ見たり、駐車場に全然車が停まっていないとちょっと、、だよね。
案外身近に通っている人がいるかもなので、直接口コミを探すのもいいと思う。
地域だと「保険診療併設の美容皮膚科」が多いので、そういうとこなら「突然ツブる」というのは少ないと思います。
もちろん併設って「言っているだけ」で「実情は美容専門」とかは無意味。
あくまで保険診療が主軸のとこで。
それから案外地方クリニックには都度払いが多いです。(全国の小規模クリニックを調べました)
都度払いでも倒産は困るけど、でも前払い金を失うリスクは避けられるよね。


地域密着クリニックでも可能な限り情報は集めるといった感じ。
「この特徴」が合わさると倒産リスクがより高い。
次の特徴があるとリスクがより高くなります。

・急拡大してきた
・無制限コース
・過去に無制限コース
・脱毛専門クリニック
・歴が浅い
・メリットが「安い」だけ
・同系列のサロンがツブれてない?
もちろんこの特徴があるからって、必ずしもツブれるわけではないよ。
上記の数が多いと危険度も高まる感じ。
例)「脱毛専門」プラス「安いだけ」
たとえば脱毛専門クリニックだって、しっかりやっているとこはある。
でも、脱毛だけやっていて、それで「安い」以外にメリットがないクリニックだとしたら、ちょっとアブないよね。
価格競争でいずれ利益が無くなってツブれそう。
湘南美容クリニックとかだと脱毛以外で赤字も吸収できるけど、脱毛専門クリニックだと、ちょっと立て直しが難しそう。
例)無制限、もしくは過去に無制限
現在、過去に無制限脱毛をしていたところも用心が必要。
医療脱毛でも無制限コースが長続きしたクリニックはほとんどないので。
普通に考えて、年々経営がきつくなっていくはずだよね。
目先の資金集めになる可能性が高いので、あんまり関わらない方がいいです。
例)新規過ぎて情報がない
脱毛に限らず、新規開業後間もない頃はツブれやすいよね。
新しくて、まるっきり情報の無いクリニックはちょっと危険。
すごく誠実で効果高い可能性ももちろんあるけど、とにかくお客さんが少ないとそのままツブれちゃうので。
そしてこれと同じこと思う人が増えると、余計に人が行かなくなるし。
値段以外にもハッキリ分かるメリットがない限り、ちょっとアブないかも知れません。
例)同系列経営の脱毛サロン・脱毛クリニックがある?
「****クリニック」は「脱毛サロン○○」の同系列とか、わりとあります。
たとえば「すでにサロンの方がツブれている」「整理統合されている」とかだと、クリニックの方も結構アブなさそうだよね。
名の通った大手でたまにあるパターンなので、念のため調べておいて損はないと思います。
そもそも、「医療脱毛をやっていて、美容脱毛(脱毛サロン、エステサロンの脱毛)をやっている」というのはとても不自然。
基本はあまり関わらない方がいいと思います。
倒産が近いサイン、、、とにかく急ぐ!
次の特徴が見られるようになると、それは倒産が近いサインかもしれません。
・スタッフが不機嫌
・トンデモ対応(後だしルール、照射無し・減らし)
・脱毛以外の新サービス連発(不調)
・客が極端に少なくなった
・異様に混むようになった
・ルールが厳しくなった
・コスパいいけど高額コース(無制限、回数が異様に多い)
・やたら総額が高いコースをすすめられる
・全体的に勧誘きつめ
あれこれ並べたけど、要はどれも「資金が厳しい」ってときの典型的な状態だよね。
これも1つだけで即倒産というわけじゃないけど、複数あると危険。
そして急激な変化、中でもスタッフの様子が大きく変わったのはアブないと思う。
スタッフの機嫌は倒産バロメーター
「スタッフの機嫌」は倒産とすごーく関係あります。
大事なのは「以前と比べて悪化」したかどうか。
元々不機嫌なスタッフばかりのクリニックであれば、まあそういう風土なのでしょう。
そうではなくて、以前に比べて明らかに不機嫌なスタッフが増えたならかなり危険。
お金が厳しくなってくると、現場スタッフにしわ寄せがいきがちなので。
今の日本社会で「従業員への待遇を悪くする」って、滅多にあることではありません。
それは明らかな異常事態なので、倒産リスクどころか事故リスクも高まっているはず。

わたしが脱毛情報を調べるのに、たまにチェックするのが求人情報。
実際に働いている人たちの口コミを見てみると、末期的な状態が分かります。
もちろん、元々評判が悪いとこもあるけど、まあ従業員の評判が悪いとこはたぶん客への対応もよくないよね。
サービス内容の悪化。
シェービング課金、キャンセル規定は行儀の悪い客が多くなると、どうしても厳しくなるので、必ずしも倒産とは関係ないです。
特にまだ新しいクリニックだと、手探りでルールを模索しているとこなので、ルール変更は当たり前。
値上げも「ちゃんとした質を維持するため」だったら、むしろ倒産からは遠いです。
でもたとえば、長年続けていたルールがいきなり厳しくなったら心配だよね。
例)
・キャンセルルール
・解約返金手数料
・シェービング課金
・よく分からない機械導入
・お薬、お冷やし対応
ルール見直し自体はあってもいいけど、あまりに条件が変わると心配。
中でも究極なのが後出しルール。
サービス内容の変更は「次の契約」からが原則。
コース中はすでに約束済みなのでルール変更は出来ません。
だけど残念ながら、高圧的な態度で「変更します」なんていう例がなくなりません。
典型的なのが、無制限コースで約束したはずの時間で対応してくれない、勝手に範囲を狭めるとか。
後出しルールはもちろん違法。
そこまで無茶をするというのは、、お金なくて切羽詰まっているためかもしれません。
高額セールスが増える、脱毛以外のサービス乱発
いきなり高額コースの勧誘があったり、脱毛以外の新サービス乱発もお金のないサイン。
近年倒産した脱毛サロンも、倒産が近くなってから高額コースのオススメが強くなっていました。
求人情報の口コミに「強いセールスをさせられるようになってイヤ」とかあったら黄色信号。
たぶんオーナーとしてはギリギリまで「資金を集めて乗り切ろう」と必死なのだと思う。
だけど、それこそ倒産のサインなので、上記の特徴が複数あるときは急いで解約返金して貰った方がいいかも知れません。
客が減った、逆に「急に混むようになった」場合も危険。
「客が減った」は説明不要だと思う。
でも逆に、「急に客が増える」のもやっぱり不自然。
考えられるケースは2つ。
・無茶な「お得コース」
たとえば無制限コースを用意したら一気に客が増えるかも知れない。
目先の資金は集まるから、クリニックの延命にはなると思う。
でも客が殺到するくらいお得なコースって、つまり儲からないってことだよね。
・各店舗(各院)の整理統合
拠点の整理統合をすると、残ったとこにお客さんが集中。
一見繁盛しているようには見えるけど、実際はかなりの危機的状況。
計画倒産?特徴は、、やっぱり違和感あるはず。
2023年に倒産したクリニックに「計画倒産ではないか」と、疑われているものがありました。
計画倒産とは、「倒産するつもりなのにお金を集める」という行為。
計画倒産はゴリゴリの違法のはず。
だけど法律的にグレーゾーンみたいなのがあるのか、今のところオーナーは捕まっていないみたい。
どの程度で違法性があるのか分からないけど、でも「倒産が近くなると高額コースをやたらオススメ」する例だったら他サロンにもあります。
コース契約は前受け金がいっぱい集まるので、ちょっと言いにくい表現になるけど、脱毛サービスは計画倒産と相性がいいです。(相性悪いというべきかな?)
これも100%安全に避ける方法はないけど、やっぱりそういうとこって特徴があります。
・不自然に安い
・やたら条件いい
・コスパが異様にいいけど高額
・無制限コース
・宣伝ページが煽り強い
・新しすぎて実績がない
・不自然に予約が混んでいる
まあすでにお伝えした内容とほとんど同じ。
それから、とにかく短期間で大金を集めるのが目的だから、「コスパいいけど総額は高額」ってコースになりがち。
とにかく宣伝は派手にした方がいいよね。
先々の負担は関係ないので、「安くて無制限」だって言えちゃう。
悪評なんて気にならない。
集金目的なのであれば、実際の施術対応は少なくしたいよね。
なので最初から予約混雑しているのはとてもあやしいです。
(2院目3院目も開院直後はしばらく予約入れやすいのが普通)

わたしも2023年のクリニックの存在は知っていたのだけど、一度も話題にしませんでした。
「安過ぎ、おかしい、煽り過ぎ」って思っていたので。
わたしは名指しで指摘は出来なかったけど、実際に「アブない」って言っている人もいました。
「倒産しそう」なら、、、とにかく急ぐ!
まず繰り返しになるけど、過去に倒産したサロン・クリニックのほとんどが悪質行為をしているところ。
なので「おかしい」と感じたら。
そしてもしも解約返金期限が残っているなら、今すぐ返金、他を探した方がいいです。
返金期限が切れてしまっているなら、、もうお祈りするしかないけど、それでもあまり通うのはオススメ出来ません。
現場スタッフが圧迫されている可能性がとても高く、つまりそれだけ危険だから。
顔脱毛は危険かも
もしもスタッフの様子がおかしくなったら、それは倒産のサイン。
そしてこの場合、施術を受けるのも危険だと思う。
脱毛のレーザー、エステサロンの光脱毛だって、普段の生活では縁がない、とても強力なもの。
不機嫌に仕事をするスタッフさん、時間に追われているスタッフさんがそれを扱うって、、こわいよね。
特に顔脱毛は危険だと思う。
火傷が残るのもイヤだし、視力トラブルがこわすぎだし。

長年眉脱毛に通っていたクリニックだったのだけど、スタッフさんの機嫌が以前より悪くなっていました。
施術も雑になっていて、そして眉脱毛時になにか目が痛くなりました。
そして、「痛いからやめて」って言ってもやめてくれない。
そのまま施術はすぐに終わって、それを指摘したのだけど、なにか遠い目をして、「失礼いたしました」だけ。
いや、危険なことしていてそれは無いんじゃ、、って思ったけど、なにせ遠い目をしていたので。。汗
とりあえず視力に問題なさそうなのでそのまま帰ったけど、「これはもうアブない」って思って、それ以降行かなくなりました。
「いよいよ倒産?」になったら返金はかなり難しい。
「いよいよ倒産するかも?」って思う段階に入ってしまったら、、解約返金はかなり難しくなっています。
過去に倒産したサロンでも、倒産前から「約束の日数で返金されなかった」って口コミはあるある。
(遅れて返金されるケース、結局返金されないケース、両方あり。)
優しく言っていると優先順位を下げられます。
すごくイヤな話だけど、ここは言ったもの勝ちの早い者勝ち。
もしも、「連絡がつながらない」という状態になると、もう返金は絶望的。
とにかくわたしたちに出来ることは「連絡がつながるうち」に「急ぐこと」だけ。
そして入金を先送りにするパターンって大体いつも同じ。
「責任者」と「約束日時」をうやむやのまま電話を切られそうになったら「ちょっと待った」です。
もしも期日の返金がなく、「後日連絡します」って言われたら最低限、誰の責任で、何月何日の何時に連絡があるのか確認しておいた方がいいと思う。
明確な回答がなくても、とにかく次の連絡日時だけは確定させた方がいいです。
たとえばミュゼプラチナムは会社ごと買収、コースの権利はそのまま保全されました。
銀座カラーもギリギリまで探してはいたようだけど、こっちは倒産しました。
解約返金と手数料
エステサロンでも、医療脱毛でも、解約返金規定が必ずあります。
手数料が取られることも多いけど、最大でも以下の額がルール。
悪質なところだと法律違反を主張することもあるので、解約時には数字をしっかり確認しましょう。
・エステサロンの解約返金手数料
未消化分の10%、もしくは2万円の高い方
※参照:https://www.no-trouble.caa.go.jp/case/continuousservices/case05.html
・医療脱毛の解約返金手数料
未消化分の20%、もしくは5万円の高い方
1回も受けていないなら最大2万円
※参照:https://zenso.or.jp/yakudatsu/jirei-2/38-2
連絡がつかない、オーナーが破産を決意したらもう手遅れ
過去の例でも、倒産直前になると連絡が一切つかなくなり、そのまま倒産。
おそらくオーナーが破産を決意していて、法律的にも返金は不可能です。
倒産は会社がツブれること。
一般には「お金が尽きて支払いができない」って状態をさすようです。
そして「破産」をザックリいうと、「もう支払いが出来ません」と裁判所に認めてもらうこと。
倒産すると借金いっぱい状態なことが多いけど、その借金支払いだけは許してもらって、そして残った資産を債権者(客、従業員、取引先など)で分けるという感じ。
お金がないから破産するわけなので、普通は返金もありません。
残額があっても、普通は従業員の給料などが優先されるので、返金は絶望的。
そして破産が決まったらルールにのっとって債権者全部を平等に扱わなくてはいけないので、どれだけ騒いでもゴリ押ししても、「一人だけ返金」は出来ないのです。
倒産後にすべきこと。一部例外を除いて返金は絶望的。
僅かな例外を除いて、破産が決まったら返金請求が不可能になります。
破産手続きが始まると、特定の誰か(法人含む)だけに返金してはいけないので。
ただ、クレジット分割で契約している場合、以降の支払いを止められる可能性はあります。
(現金一括、クレジット一括など、「全額先払い」はどうにもならない)
ローン残額の支払いは止められる?
クレジットの分割支払いの場合、今後の支払いは止められるかも知れません。
すでに支払った分の返金は出来ません。
だけど今後の支払いに関しては、「抗弁権」というもので停止出来ることもあるのだそうです。
コース未消化分の支払いなんてしたくないでしょうし、国民生活センター(消費者センター)に一度問合せしてみたらいいと思います♪
抗弁権が適用される、されないに関してはルールがあるのだけど、わたしも法律に詳しいわけではないので、深い解説は避けておきます。
国民生活センターの詳しい解説pdfがあるので紹介しておきます。
必要になったら自身の状態に合わせて確認してね。
抗弁権の詳しい解説(pdf)
・支払停止等の抗弁に関する手続きについて(pdf)
倒産で返金される法的措置はあるけど、、
なにか特殊な事情がない限り、倒産後の返金はありません。
以下のケースだと法律上返金の可能性はあるようなのだけど、現実的には不可能に近いです。
・前受金保全措置
・債権者届を提出
前受金保全措置を盛り込んだ契約だと返金されるはず、、なのだけど、実際に返金された話は聞いたことありません。
念のため契約書類に目を通すくらいはしておいた方がいいとは思います。(記載があるかもなので)
債権者届には法的な根拠はあるようだけど、、これも現実的ではありません。
なにせ返金するお金が存在しないことがほとんどなので。
とはいえ、過去に返金があった例も。
過去に返金などがあった例
わたしが分かる範囲で過去にあった返金などは2パターン。
(正確にいうと倒産とは違うみたい。だから返金出来たのでしょうけど。)
・お金以外で廃業
・引継ぎがある
お金以外のトラブルによる廃業だと、返金の可能性があります。
例)ドクタータカハシの全店舗業務終了(2012年)
強すぎる光脱毛で客に火傷をさせたことで医師法違反、業務停止。
それまでの高出力施術が不可能になったので、そのまま全業務終了。
「資金が尽きて破産」というわけではないので、一定の返金はありました。
あと、状況によっては他の脱毛サロン・クリニックでの引継ぎがあります。
例)ミュゼプラチナム(2015年)
資金力ある会社の買収、社名もそのまま、コースもそのまま引き継ぎでした。
例)ドクター脱毛(2019年)
突然の閉院。
取引先への連絡もプッツリ。
最終的になにが原因だったかは判明していません。
ただ、その後、「ジョウクリニック」で残り分の引継ぎが決まりました。
LINEグループチャットなどを参照
大手が倒産すると、専門LINEチャットグループができることも多いです。
一括支払いだとちょっときびしいけど、クレジット各社が独自に方針を決めることもあるので、参加していたら貴重な情報が流れてくるかも。
客用、スタッフ用とか、あと規模が大きいとこだと「一括支払いした人用」とか細分化されているかも。
倒産と同時にオープンするわけでもないので、倒産後なんどかチェックしなおしてみると希望のチャットが見つかるかも知れません。
救済プランに注意
大手脱毛サロン、クリニックが倒産したとき、「救済プラン」みたいなのが登場します。
倒産の話題にかこつけた売りこみが多いので、必ずしも救いになるとは限りません。
通っている脱毛が倒産しちゃうと冷静な判断、合理的な判断ができなくなると思う。
タイムリーに言うにはちょっとムゴイ内容もあるので、いま言っておくね。「救済プランに飛びつくな」
まともな事業者は利益のないことはしません。…
— 六條かげり (@datumoushon) September 28, 2024
美容脱毛サロンも、医療脱毛クリニックも、営利目的の業態。
それ自体は決して悪いことではないし、赤字出してまで縁もゆかりもない人を救済したりはしないのが当り前。
要は、「中身」だよね。
もしも救済プランを利用したいなら、、、倒産とか救済とか、それらはひとまず置いておいて、その値段とサービス内容だけを見てみましょう。
その救済プランは本当にいいもの?
・他との比較もしたかな?
・効果はありそう?
・強引な勧誘は大丈夫?
・時間的に続けられそう?
・今の予算でそのプランでいい?
お手軽価格で2回3回受けるくらいなら失敗しても大したダメージもないのでいいと思います。
でも高額コースを始めるのは一旦先送りがいいんじゃないかな。
倒産後の冷静ではないときなので、高額の検討するタイミングではないんじゃないかなって思います。
というのも、倒産したサロン・クリニックって、倒産しなくてもとてもオススメ出来ないようなとこばかりでした。
そして実際、そういうとこがとても倒産しやすい。
今の、倒産したとこを選んだ価値観のまま次を選ぶと、やっぱり次も倒産しやすいです。
それって「運が悪い」ように見えるかもだけど、実際は「選び方」の方がマズイってことだよね。

2024年に倒産した「ビー・エスコート」。
ビー・エスコートも実は2023年、銀座カラー倒産への救済プランを出していました。
「銀座カラーで倒産」にあって、ビー・エスコートで「また倒産」なんて人もわりと多いと思う。
SNSに体験談を投稿している人もいたけど、さすがにここに引用するのもムゴイ話なので、それは各自で探してみてね。
【事例】近年に倒産した脱毛。
過去に倒産した脱毛はいっぱい。
その中でわたしが把握している分をお伝えしますね。
・エターナルラビリンス(2017)
・ドクター脱毛(2019、医療脱毛)
・(TDC)東京ディアークリニック(2022?、医療脱毛)
・脱毛ラボ(2022)
・シースリー(2023)
・ウルフクリニック(2023、医療脱毛)
・キレイモ(2023~2024)
・駕町太田皮ふ科(2023)
・銀座カラー(2023)
・じぶんクリニック(2024、医療脱毛)
・ビー・エスコート(2024)
・アリシアクリニック(2024、医療脱毛)←新着
・トイトイトイクリニック(2025、医療脱毛)←新着
とはいえ、、、このリストを熟読する必要はありません。汗
わたしが言いたいのは以下の3つ。
・これら倒産の多くは予見しやすかった
・そもそも通わない方がよかったところばかり
・医療脱毛でもツブれる
丸っきり予見できなかったのは、ドクター脱毛と駕町太田皮ふ科。
ただドクター脱毛は他クリニックでの引継ぎがありました。
あと、年々医療脱毛がツブれやすくなっているのも分かると思う。
エターナルラビリンス 2017年
悪質脱毛の鏡のような脱毛サロンでした。
効果は嘘、値段も嘘、予約が取れるも嘘。
スパム的なweb戦略。
違法行為も多いし、すぐツブれるだろうと思っていたら、本当に早くツブれました。笑
口コミ、SNSの力だなって思います♪
コース消滅した人もいるとは思うけど、でもこういうとことはあまり関わらない方がいいと思う。
ドクター脱毛(医療脱毛) 2019年
大阪で人気になりつつあった医療脱毛。
破産ではないけど、突然の閉院。
事情はまるっきり不明。
こういうケースもたまにはあります。
ただ同じ関西圏で勢力のあったジョウクリニックがコース残り分を引きつぐことになりました。
(TDC)東京ディアークリニック(医療脱毛)2022年?
偽脱毛機(偽ソプラノ)を扱っていた医療脱毛クリニック。
不誠実行為の凝集体のようなクリニック。
嘘を隠し切れなくなってオーナー逃亡、廃業。
廃業時期はたぶん、、2022年。
現在しれっと、他のクリニックとして蘇っているようです。

東京ディアークリニックは理由如何問わず悪質には違いないけど、でも、もしかしたら、「本当に機械のことを分かっていなかった」んじゃないかなって気もしています。
公式サイトには普通に偽ソプラノの写真を公開していたので。
知っていたらふつーは載せないよね。
卸業者さんとかに「ソプラノ」って言われて鵜呑みにしたとか?
「ソプラノのようなもの」と言われて「=ソプラノ」って思ったとか?
「脱毛クリニックなのに脱毛に詳しくない」なんてとこもわりとあるので、丸っきり的外れでもないと思います。
脱毛ラボ 2022年
不誠実な広告表示の先駆けみたいな全身脱毛サロン。
・「全身脱毛月額*円」
⇒ 全身一巡には2ヶ月分必要
・「月額制アピール」
⇒ 極めて通いにくくして高額セットコースをオススメ
・「全身脱毛〇ヶ月無料!」
⇒ そんなこと出来るわけがない。実際は1ヶ月に細かい部位1ヶ所のみ。
とにかく「客を来させればこっちのもの」ビジネス。
倒産理由は「新型の感染症の影響」という説明で、それも嘘ではないと思うけど、実際は「選ばれなくなった」からだと思う。
2020年くらいから格安の医療脱毛が急激に増えたので。
感染症自粛前後では時代がちょっと変わっていて、「想定していた客が全然来なかった」ってことじゃないかな。
シースリー 2023年
サロンの無制限脱毛の先駆け。
無制限自体は悪いサービスではないけど、まあ維持が難しいよね。
医療脱毛でも続けているとこはほとんど無いし。
あとやっぱり、変対応はありました。
・キャンペーンの料金コースが存在しない
「全身無制限〇〇万円」といった感じの表記だけど、そんな安いコースはありませんでした。
来店したらもっと高額。
一応、ギリ言い訳出来る表示をしていたけど、言い訳を用意しているってことは、、、つまり騙す気満々だったってことだよね。
・ローンの月額を大きく表示
⇒ 医療脱毛でもやっているよね。
・そのローンの月額も嘘
⇒ 実際は高額なボーナス払い月がありました。
こういった不誠実表示が多い理由はすごく単純。
「その方が客がいっぱい来る」から。
わたし個人の感覚だと、「総額が分からないのにどうやって検討するの?」って感じだし、ここまで見てくれている人もたぶん同様だと思う。
だけどデータとして、総額を隠す、目立たなくさせる方が来客数が多いというのが事実だったようです。
キレイモ 2022年~2024年
月額で客を釣って、高額なコースへ誘導する流れは脱毛ラボとほぼ同じ。
・キャンペーンの脱毛体験が受けられない
・月額コースが極めて通いにくい
こういう難点もあるけど、でも脱毛ラボに比べたら「比較的行儀のいいサロン」という印象も持っていました。
でも、倒産騒ぎの1~2年くらい前から口コミが悪化していました。
当ページ内でも「急激な悪化は倒産のサイン」とお伝えしたけど、その典型的パターン。
とはいえ、実際には倒産まではしないで資金力あるとことの業務提携。
それまでの無制限コースの引継ぎが無いなど、摩擦は大きかったようです。
公式のお知らせ
https://kireimo.jp/news/info/13956.php
そしてさらに2024年7月1日、ミュゼプラチナムに統合。
コース残りはそのまま引き継ぎということになりました。
キレイモの公式発表より
Q:「キレイモが統合したらしたら残っている役務やオプションはどうなるのか?」
A:そのままの役務を引き継いでいただくことが可能です。
https://kireimo.jp/news/info/service-integration.php
ウルフクリニック(医療脱毛)2023年
急激に登場・拡大したメンズ脱毛クリニック。
やたら安過ぎる、コスパ良過ぎるコース、煽り強い広告。
そして打ち上げ花火のごとく、派手にツブれました。
極めて怪しいクリニックで嫌悪感凄かったので、わたしは一度も話題にしませんでした。
でも警告している人もいたようです。
被害者はいっぱいいたけど、ちょっと用心していたら十分に避けられる被害だったと思います。
駕町太田皮ふ科 2023年
熊本県の地域密着の医療脱毛でした。
いい口コミ、良くない口コミともにあったけど、少なくとも悪質というほどではありませんでした。
こういう倒産の予見はかなり困難。
地域に格安チェーンが参入したとか、あと口コミが急激に変化したとか、そういう点をチェックするしかないかなーって思います。
銀座カラーとじぶんクリニック(医療脱毛)2023年~2024年
じぶんクリニックは、銀座カラーの脱毛をまぜまぜしながら提供する医療脱毛。
まぜまぜはオススメ出来ません。
エステサロンの脱毛をしない方が最終的にいい結果になる可能性もかなりあるので。
脱毛理論がメチャクチャ。
(さすがにその後サービス内容の見直しがあったみたい。)
2023年。
銀座カラーが倒産。
理由は他の全身脱毛サロンとほぼ同じだけど、やっぱり無制限コース対応が負担になっていたんじゃないかなーって思っています。
あと銀座カラーに限らないけど、前受け金ビジネスが通用しなくなったのがかなり大きいと思う。
その後2024年、じぶんクリニックも同グループのアリシアクリニックへ統合、消滅。
幸い破産ではなく、コース引継ぎもあったので被害は限定的した。
⇒ 結局アリシアクリニックごとツブれました。汗
ビー・エスコート
ビー・エスコートも脱毛サロン大手のはずだけど、、、わたしがアリシアクリニックに注目している間にツブれていました。汗
倒産近くなって、なにかと情報が出てくるけど、わたしのXアカウントや当ブログを見てくれている人にはあまり関係ないかなって、、すみません。汗汗
原因は他のサロンと似たようなものです。
ツブれそうだったにも関わらず、前年の銀座カラー倒産時に救済プランを打ち出していた点は注目した方がいいと思う。(後述)
アリシアクリニックの倒産(2024年)
アリシアクリニックの倒産は過去イチで分かりやすかったです。
直接名指しで「アリシアクリニックはツブれるよ!」とはいえないけど、わたしのXアカウントでも可能な範囲で注意喚起していました。
たとえば次の投稿は半年以上前のもの。
名前を出すと訴えられちゃうので言えないけど、追加情報も頂いていて、やっぱり昨日わたしが投稿した「ツブれるクリニック」の特徴そのまま。
心あたりありなら、本当に当たりなんじゃないかな。
今通っているなら…(残り43字)#querie_datumoushonhttps://t.co/E0w891464r
— 六條かげり「脱毛のカガク」運営者 (@datumoushon) April 23, 2024
過去には接客もコスパも、採用しているレーザー脱毛機も、全部抜群のクリニックだったのだけど、無制限脱毛を長く続けたのが仇になったのかなーって思っています。
2019年の無制限新規受付終了、その後はよく分からない機械の導入。
そして脱毛理論全無視の「じぶんクリニック」の開院。
悪質な宣伝全開で、価格だけ安くして、ほんと、、カネがないんだな、、という印象しかない。
アリシアクリニックは長年ずっと見ていたので、noteにもまとめました。
たびたび脱毛理論の説明を誤るクリニックだったので、値下げ以外に選択肢がなく、そうなると質の悪い広告を出すか、質の悪い接客をするしかない、という沼に陥っていたのかなって思います。
トイトイトイクリニックの倒産 (2025年1月31日)
トイトイトイクリニックの倒産は、直前の察知が出来ませんでした。
もちろん、「そう遠くないうちに倒産する」とは思っていました。
おかしな広告を出したり、不信感あるレーザー脱毛機を導入したり、資金繰りに困っている感じはあったので。
でも、ほんとギリギリまで倒産間近の予兆を感じとることが出来ませんでした。
どうやら資金管理がとてもズサンだったらしく、おそらく経営陣も倒産確定に気がつくのが遅れてしまったんじゃないかと想像しています。
口コミ、まとめを置いておきます。
【トイトイトイクリニック倒産の口コミまとめ】
通院していた多くの方から情報を頂きました。
まとめ用にここで連投したいなって思うけど、結構量が多いので、わたしの方でもまとめますね。気になった点(共通点)
・最初はよかったけど2~3年で悪化
・怪しい広告
・急な蓄熱式脱毛機導入に不信感…— 六條かげり「脱毛のカガク」運営者 (@datumoushon) February 5, 2025
倒産直前に行った方によると、院内コスト削減が色々あって「いよいよ危うい」感じだったようだけど、その前の回は普通だったらしいです。
わたしも2019年の途中まではオススメしていたクリニック。
ちょっとずつ気になる点が増えたのでオススメはやめちゃったけど、でもその後もブログへ掲載はしていました。
2023年、ありもしない全身脱毛コースの広告を頻繁に出すようになり、わたしも全く話題にしないようになりました。
そして2024年5月、それまで苛烈に批判していたはずの蓄熱式の機械を導入したことでブログからも消すことにしました。
こういう悪質化は過去にも例があります。
たとえばアリシアクリニックも微妙な機械を入れたり悪質化が進んでいました。
ただ、そこから倒産まで長期間ありました。
なぜトイトイトイクリニックはそこまでお金がなかったのか。
いっぱい無駄遣いしていたのか、広告宣伝がうまくなかったのか、その両方か。
詳細は分からないけど、でも資金管理がずさんだったのは本当のようです。(スタッフの口コミより判断)
現場スタッフの対応はずっとよく、倒産時もスタッフへの批判の声もほとんどありませんでした。
倒産しない脱毛は?どこで脱毛したらいい?
「倒産する」「しない」の100%の預言は無理だけど、これまで「リスクはかなり下げられる」というお話をしてきました。
それで結局、「どこで脱毛したらいいか」だけど、当ページでお伝えした「危険」なところを避けて探すと、大都市でも選択肢はあまり多くありません。
その中でしっかり情報があるところを選ぶ。
田舎過ぎるとそもそも選択肢がないのでそういう場合は都市部に出るのも選択肢の一つにしてもいいと思います。
もしくは、とにかく通い始めてから「倒産が近いサイン」に注意しておくとか。

・脱毛サロン(美容脱毛)はよしておく
・悪質な脱毛は選ばない
・情報少ないクリニックも出来るだけ避ける
・異常に条件いいとこは疑う
・都度払いを選ぶ
まず、美容脱毛(脱毛サロン、エステサロンの脱毛)は避けた方がいいよね。
医療脱毛の価格破壊が起こっちゃったので、選ぶ意味もないし、そう思う人が多いから今後さらにツブれやすい。
実際、ばたばた倒産しているよね。
悪質クリニックに関しては当ページの大部分を使ってお伝えしました。
情報の少ないクリニックも悪質リスク、あと人気が足りずにツブれるリスクがあるので、他に選択肢あるならあえて選ばなくてもいいと思います。
常識外れに条件がいいとこも危険。
近年の医療脱毛はもう限界まで値下がりしているので、安過ぎるのは何かがおかしい。
あとは都度払いならば、、、まあツブれたら困るけど、でも前払い金を失うリスクはないよね。
全国的にオススメ出来るクリニックは少ないけど、でも地方でも1回課金のクリニックはあります。
それから、ここまでお話をしておきながら、、だけど、過度に倒産を恐れすぎない方がいいと思っています。
倒産を過度に恐れない
当ページは倒産リスクに関する話題だから、ちょっと脅かすような話題が多かったけど、でも普通にちゃんとした脱毛クリニックを選べば倒産リスクは小さいです。
繰り返しになるけど、過去に倒産したところの多くが悪質サロン・クリニック。
悪質なところを選ばなければ倒産リスクも小さいし、そもそも「悪質なところで通いたい」なんて人もいないよね。
もちろん100%なんてありません。
今後もまた倒産のニュースはあるし、きっとそのたびに不安になっちゃうと思います。
そういうときは当ページの内容を思い出して欲しい。
・スタッフさんの機嫌に変わりはない?
・なにかイヤな対応はされていない?
・クリニック内の雰囲気が急激に変わっていない?
・客やスタッフが減っていない?
・予約はそこそこ取れてる?
・変なセールスはされていない?
こういうのに気を配っていれば、より倒産リスクを小さく出来ると思います。
今後残る脱毛、ツブれる脱毛
わたしの個人的な予測になるけど、今後の医療脱毛のクリニックは大きく分けて3つくらいに分かれると思う。
・大手美容医療クリニック
・効果をしっかり狙う、安易に値下げしないクリニック
・嘘つきクリニック
大手美容医療クリニック
大手だとたとえば湘南美容クリニックがあるよね。
脱毛は全サービスの中の一部だから、たとえ脱毛が赤字でもなかなかツブれない。
そのため、思い切った値下げをしていることも。
とはいえ、大手は効率も大事なので、あんまり攻めた施術、きめ細かい施術が出来ないのがデメリット。
安全第一なので、レーザー出力は控えめ。
脱毛効果は個人差大きいので、効果足りていないと感じたら中小クリニックで探しなおした方がいいです。
安易に値下げしないクリニック
値下げするとコストを下げるしかなく、結局それが効果や安全を犠牲にすることになっちゃう。
そして、選ばれる理由が値段だけだと、いずれ大手に負けてしまいます。
脱毛効果は個人差大きいので、最初からしっかり効果を狙うとこをオススメしたい。
不幸にして効果が足りない場合も、最大限効果を狙ったのであれば諦めがつきます。(滅多に無い)
安いといっても脱毛は高額サービス。
中途半端なクリニックばかり行っていると、脱毛効果が得られないまま「これって個人差?クリニックのせい?」って判断つかないまま、出費だけがかさんでしまいます。
しっかり効果を狙うとこだと、当然1回あたりの効果も高いので、本当はコスパも悪くありません。
効果不足のまま追加追加(効率超悪い)、不満抱えて移動移動など、ずるずる出費を続けるリスクがないので選択肢あるなら効果高いとこでスタートすることをオススメしたいです。
嘘つきクリニック
いまだに新しい、単に安いだけの医療脱毛が新規オープンしているけど、安いだけだと生き残れないと思う。
だって、嘘つき脱毛サロン、嘘つきクリニックがあるから。
嘘をついている分、安くて魅力的に見えるよね。
嘘なので「安くて効果高くて通いやすい」とか、もう好きに言えちゃう。
今後も嘘つきクリニックもある程度生き残ると思う。
残念ながら、安易に飛びつくひとが必ずいるので。
他に比べて派手なメリットいっぱいのとこには用心してね。
もちろん倒産リスクはあります。
経営者に問う。脱毛クリニックの倒産する、しない。
当ブログはクレストスキンクリニックの監修を受けています。
院長先生の経営者目線での助言を頂きました♪

「脱毛先生」
クレストスキンクリニックの院長先生。
圧倒的に深く広い知識による「選ばれるクリニック」を実現。
2022年開業以来ずっと堅実経営を続けています。
※参照:クレストスキンクリニックの紹介ページ

コスト管理は大事だけど、安易に安い機械を入れたりしません。
効果が期待出来る機械と、その性能を十分発揮できる施術時間の確保が優先ですね。

それでやっていくのも大変そうな、、?

効果を犠牲にするほどのコスト削減は長続きしないと考えています。
クリニックは長く続けるつもりですし、そのための方針です。
もちろんこれは、あくまで「クレストスキンクリニックの方針」だと思います。
「他のクリニック」には「他の方針」があってもいいと思うけど、とにかくそれぞれのクリニックで「うちはこれでやっています」というブレない軸があって、それを選んで貰えるのが大事なのかなーって感じました。


そこは実際のクリニックの言動を見て判断するしかないような、、?


医師以外がオーナーだと、医師資格のある院長に高額の給料を支払わなくてはならないです。
給与支払いは義務なので、払えないと倒産。
だけど院長みずからの経営だと、最悪自分が給料をガマンすれば乗り切れる、、って感じ。
あとは、こんな優位な点も。
院長兼オーナーがいい理由
・医療的のアウトセーフの判断を誤りにくい
・自ら責任を負うので計画倒産が起こりにくい
明らかに効果を犠牲にしたり、無茶判断をするとこはツブれやすいよね。
美容医療もやっぱり医療。
トップのちゃんとした判断はやっぱり重要だと思いました。
最近不安の声も多いので、代表みずから「自分が経営している」と公開しているクリニックも増えてきました。
ただ、経営者情報を確認するのは難しいことも多いです。
完璧な方法はなかなかないけど、考えられる方法をまとめてみました。
・保健所に「開設者が誰か」聞く
・開設者が個人であれば個人の医師名で調べる
・開設者が法人であれば法人名を調べる
・法人代表の経歴を調べる
クリニックについての理念や思いを語っているなら参考になると思います。(実際どうなのか口コミも見た方がいいと思う。)
あとお金かかるけど、法務局で法人情報を請求するとか。
・医療情報ネット(ナビイ)
https://www.iryou.teikyouseido.mhlw.go.jp/znk-web/juminkanja/S2300/initialize
クリニック情報が検索できる公的なサービスです。
掲載はクリニック側の任意だけど、でもここでしっかり確認出来れば心配の1つが減るかなって思います。
まとめ
悪い話多めでゴメンなさい。
でも倒産しそうな脱毛を避ける、今通っているとこがアブないのかどうか、判断の助けにはなると思います。
ちょっと長くなってしまったので、当ページ内容を箇条書きでおさらいするね!
・悪質行為が多い
・安いだけ、安過ぎる
・スタッフの機嫌が悪くなった
・スタッフが減った
・客入りが悪い
・拠点減少、整理統合
・脱毛以外の新サービス乱発
・セールスが増える
・高額コースをオススメされがち
・不自然に条件が良すぎる
・無制限コース
・安いだけの脱毛専門クリニック
・求人の口コミが悪化していないか
・運営元同系列のサロンがツブれていないか
・地域に格安チェーンがあるか
・高い効果を狙う
・値段以外に選ぶ理由のあるクリニック
しっかりしたところを選べば、自然と倒産リスクも小さくなります。
もちろん「倒産を100%避ける方法」なんてないけど、でも察知するための情報もあります。
そのために当ページを役立ててほしいけど、、、ちょっと長過ぎかも。汗
なので今通っているとこが不安になったら、通うとこの候補がいくつかに絞れてきたってときに、もう一度当ページ内容を一通りチェックしてみてくださいね。(箇条書きになってるとこをサラッと見るだけでリスク低減できると思う♪)