髭脱毛10回の効果
こういうひと向け
六條かげり
・髭脱毛10回したらどれくらい減るか知りたい
・髭脱毛10回受けたけど毛が残っている
・効果足りない気がする
・契約回数を決めたい

「髭脱毛は10回では足りない」を誤解している人がとても多いです。

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「髭脱毛10回で完璧つるつる」が不可能なのは事実。

だけど医療脱毛で10回うければ悩み深い剛毛は激減。
密度も8割減9割減、髭剃り負担も激減しているハズ。

なんなら5~6回で半分以下まで減ることも珍しくない。

逆にいうと、5回6回受けたのに全然以前と変わらずモリモリ生えてくるようだったら大問題。
10回を待つまでもなく、その脱毛は合っていない。

もしもそんなとき、「10回でも足りないって聞くし、じっくり様子見するか」とか思っていたら、あまりに金ドブ過ぎるよね。汗

まずは〇×で軽く整理するね。

髭脱毛
六條かげり、〇×
・初回は抜けない(×)
・半分くらい抜ける(×)
・毎回ほぼ全部抜ける(〇)
・生え変わりですぐ戻る(〇)
・5~6回受けたらかなり生えなくなる(〇)
・10回で残り1割2割くらい目安(〇)

髭脱毛でもしっかり効果があれば、初回からほぼ全部抜けます。

もちろん生え変わりで、すぐに次の毛が生えてモジャモジャになる。
だけど繰り返し5~6回受けたら、その「生え変わりの毛」の密度もかなり減ってきているハズ。

これに大きく劣るようだったら、「効果も無い」と思っていいです。

「半分くらい抜けるから2倍通えばいい」とはいかない。
そんな感じで長く長く通い、結局は「コース終了後元通りになった」って声がとても多いんです。汗

六條かげり
だから、脱毛サロンで「ゆっくり通う」とかは問題外だよ。

抜けが悪くても絶望する必要はない

髭脱毛の序盤は難易度高く、「初回に抜けない人」もわりといます。

でも、「初回抜けない」だけで絶望する必要はありません。

大事なのは具体的な対策があるかどうか?

2回目、3回目と、対策して抜けがよくなっているなら今後の望みあり。
でも、対応してくれない、具体的な数値等を隠すようなところだと望み薄いです。

個人差で抜けない、クリニックのせいで抜けない

脱毛効果は個人差大きいため、あまり抜けない人も一定割合いる。
だけど、「そのクリニックのせい」で効果ないケースもたびたび見かけます。

「初回は抜けない」(×)
「効果ゆっくりの脱毛」(×)

こういう説明だと、ほぼそのクリニックがいけない。

鼻下だけ抜けない、アゴだけ抜けない

あと、「鼻下だけ抜けない」などの声もわりと多いです。
これはレーザー選定が誤りの可能性もあり。(後述)

髭脱毛は難易度高いのです。

てきとーなクリニック選びだと、効果得られないまま回数(=お金)ばかり消費してしまうことに。

繰り返しになるけど、「半分抜けるから2倍通えばいい」ってわけにはいかないのです。

口コミも話半分で
六條かげり、不安
個人差あるから、てきとークリニックでも効果ある人もいる。
でも効果低い人も多そうだよね。
口コミを見て聞いて、他人が効果あったからといって、自分にもあるとは限らないのです。

髭脱毛もやっぱり誤情報が多いし、あまり適切ではない施術をしているクリニックもあります。

髭脱毛は効果高いクリニックでも回数かさむ部位。
選択によって、つるつるまでの総額に大幅な差が出来ちゃう(もしくは完了しない)ので、無駄にお金を使わないよう防御力高めていってね!

絶対知っておくべきこと
六條かげり
・望ましい髭脱毛の効果
・効果不足だと回数重ねても毛が減らない
・よくある騙し
・効果ないクリニックがしていること

順番にお伝えします。
(目次と、あと細かい見出しも入れるので利用してね!)

脱毛の望ましい効果、効果不足の理由と対策全般については別ページで詳しく扱っています。

【気づいて】効果ない医療脱毛に通い続ける人々。正しい原因と対策を伝えたい。

このブログを書いているひと
六條かげり、にっこり
六條かげり。
脱毛に300万円使った自称「脱毛研究家」。
長年にわたり脱毛ブログを書き続けています。
脱毛情報の「ここがヘン」を空気読まずどんどんぶっちゃけています。
理系の学歴、職歴が多いので、理論的合理的判断は得意。
レーザーについても分かる、わりと♪
六條かげりの詳しいプロフィール>>

ここから目次

髭脱毛10回、20回までの正しい効果

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繰り返しになるけど、「脱毛効果ないのに気づかず通い続けている人」が多過ぎ!

嘘を教え込まれているせいなのか、効果不足に気がつかず貴重な回数(=お金)を消費している人をたびたび見かけます。
髭脱毛はとくに多い。

大事なのは目安をつかんでおくこと。

目安は超大事
六條かげり
・嘘クリニックに引っかからないため
・効果低いことに気がつくため

脱毛効果は個人差大きいです。
とくに髭脱毛では。

悪質クリニックでなくても効果足りないことがよくあります。

聞いてたより調子よく減る人もいるけど、あんまり抜けない、減らないって人も。

そういう場合は絶対そのまま放置しないこと。

中途半端な効果では、なかかなか脱毛が完了しない。
冒頭でお伝えしたとおり、「半分抜けるから2倍通えばいい」というわけには全然いかないのです。

六條かげり、心配
抜けが悪いときは、まず抜けるのを目指す。
そしてちょっと言いにくい話だけど、以下の回数目安に関しては「しっかり抜けたのを1回目」として数えた方が、より実情に近いと思います。汗

1回目抜けないだけで大問題

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脱毛は1回目で抜けないだけで大問題。
髭脱毛でも。

どれくらい抜けるべきかというと、1回目からほぼ全部。
チマチマ残る毛はあって普通だけど、毎回大部分は抜けて、脱毛後2週間~1ヶ月くらい「ほぼつるつる」って状態が望ましい。

六條かげり、左くるり
生え変わりのペースは人によってバラツキあるよー
ただ、1ヶ月以内にモジャモジャだと、ちょっと効果足りていないと思う。
もうちょびっとだけ出力上げてもらって、それでつるつる期間が長くならないか確認してみましょう♪

ただし髭脱毛は難易度高いので、現実問題「抜けない人」はいます。

抜けない原因はある程度推測出来るので、2回3回と対策をして、それでしっかり抜けるようになったら大丈夫。
最初から抜ける人より回数かさんじゃうけど、つるつるの望みはあります。

5回6回でもかなり減る

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5回6回ではつるつるにならないけど、でもしっかり効果があればかなり密度が減ってきているはず。

最初のうちは、「抜けても抜けても元通り」って感じるかも知れない。
図解するとこんな感じ。増えたり減ったりする。

脱毛回数と毛の減り方

毛の生え変わりは2~3ヶ月くらいかかるのが一般的。
だけど髭脱毛はちょっと短く、1~2ヶ月くらいになる人が多いです。
※参照:【簡単】毛周期完全ガイド。脱毛効果を最大化しよう。部位別目安もあり。

そして大体4回~6回くらいで、その「生え変わりの毛の密度」も減ってきて、「あんまり生えなくなってきた」って分かる感じ。

もしもこれが、6回7回と「元通り」にモリモリ生えてくるようだったら、たぶん効果足りていない。

「毎回キッチリ抜けるのに、何回通っても元通りになる」は脱毛サロンではあるあるトラブル。
そして医療脱毛でもたまにあります。

これは見抜くのがとても難しく、実際に5回6回受けてからじゃないと分かりません。
なのでリスクを下げたいなら可能な限り「高い効果を狙うクリニック」でお願いした方がいいです。

10回で残り1割2割

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順調にいけば、髭脱毛10回で残り1割2割。
人によってはもっと減っていることも。

ただ、完璧つるつるはさすがにない。
元が濃い部分なので、残り1割だけでもかなりあると思う。

そのくらいの目安だから、「脱毛10回では完了しない」って言われるわけだけど、「10回で効果の実感が無くても大丈夫」では全然ないから。

六條かげり
この、「残り1割2割」はあくまで「生え変わりの毛」の密度ね。

この目安に大きく劣っているようだと、通い終えて半年~1年くらいで元通りになってしまう可能性がかなりあり。

髭脱毛に限らず、効果をどん欲に狙った方がいいです。

12回~15回で目立つムラが消える

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脱毛10回だとムラっぽかったり、調子よくてもチマチマと毛が残っていることが多いです。

そういうムラが大体片付くのが12回~15回くらい。

たまにどうしてもピロっと毛が生えてくるって人も多いけど、たまに軽く処理するだけでかなりのつるつる感になるはず。

つるつるには20回は見込んでおいた方がいい、それでもちまちま残るかも

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一般に想像するような、つるつるの永久脱毛になるには「調子よくても20回は必要」だと考えていた方がいいです。
それだけ髭脱毛は苦戦しやすいです。

20回でも完璧とは限らない。
お口回りはレーザー照射しにくいので、細かい毛が残りがち。

「上記の15回とどう違うのか?」っていうと、まあ20回は「ここで止めるかどうか判断」するラインって感じかな。

というのも、ほんと髭脱毛はキリがないから。

「ほぼ完ぺきつるつる、でもたまーにピロっと生えてくる」くらいだと、あと何回でそれが解消するのか見当ももつかない。
解消するか、しないのか、それも分からない。

ここからはもう、お気持ちの世界。
1回1回で減ったのか判別が難しく、「3回行ったらちょっと減ったかなー」とか、そんなレベル。

コスパ的には15回くらいで「ほぼ剃らなくていい」くらいになれば、そのへんで終了するのが無難なラインかなって思う。

一旦様子見も悪くないよ♪
六條かげり、腕組
続けるか迷うようだったら、一旦様子見でいいと思う。
その後またパラパラ生えてくることもあるので、そのときにまた検討する感じ。
これは予測も出来ないし、予防も出来ない。
事後的に対処するしかないので、「たまに剃ったらつるつる感が維持できる」くらいで一旦終了するのがお財布的にも精神的にも負担が小さいかなーって思います。

効果不足の原因

⇒ 目次へ移動>>

効果不足には「個人差のせい」と「クリニックのせい」があったよね。
詳しくは他ページで解説しているので、ここではシンプルにいくね!

脱毛効果が無い原因:「個人差のせい」

まずは個人差のせい。

個人差
・毛根が深過ぎる
・密度濃過ぎる
・皮膚色が濃過ぎる
・その他

個人差:毛根が深過ぎる

毛根があまりに深いと、毛穴の奥までレーザー光が届きにくくなるよね。

対策としてはレーザーの出力上げだけど、序盤はあんまり上げられない。(すぐ話をします)

根深い髭への対策はYAGレーザーの使用が一般的。
YAGレーザーは毛根での発熱が小さいけど、そのかわり光が奥まで届きやすいので。

実際、それで抜けがよくなる例も多いので、対策としては適切だといってよさそうです♪

ヤグレーザーは脱毛効果低い、痛い。メリットとアレキとの違いも全部解説。

個人差:毛の密度が濃過ぎる

密度濃過ぎるのも効果不足の原因。

一般にレーザー脱毛は濃い部位ほどよく効きます。
それは、濃い、太い毛ほど、より多くのレーザー光を吸収して、より高い発熱が起きるからです。

でも濃過ぎるとまた効果がニブくなってきます。

あまりに密度濃いと、それらを過熱するにはレーザー光が足りなくなってしまうのが原因のようです。

とは言っても髭脱毛ではあまり急激にレーザー出力も上げられない。
毛が密集している部分だと、それだけ高熱が出るので。

六條かげり、不安
レーザー脱毛が開始して数年くらいの頃、まだまだ各クリニックで「適した出力」を手探りで探すような状態でした。
なかには攻め過ぎて顔がパンパンに腫れた写真もあって、とても怖かったです。汗

まずは密度を減らす

なので対策としては、序盤はとにかく頻繁に通って、少しでも多く抜けるのを目指す。

当ブログでは「間隔はしっかりあけて」ってお伝えすることが多く、それがセオリーなのだけど、ここは例外ね。

一旦抜けた後も密度が戻り切る前に次、次とレーザーをあてていきます。

※参照:「たぶん有効だけど危険な手段」
六條かげり
ちょっと言いにくい話だけど、ワックスとかでブチッと抜いて密度減らしておくのも有効なハズ。
もちろん肌や毛穴ダメージ大きいし、埋没毛になる可能性もかなり高いので、あんまり堂々とはオススメはしない。
(クリニックで相談したら「ダメ」って言われると思う)

とにかくまずは密度を減らして、1本1本にレーザー光が届きやすくなるって意図ね。

最初から抜ける人より遅れとっちゃうけど、密度減ってきてからは順調に抜けていくと思います♪

個人差:肌色が濃い

肌色が濃いとレーザー光が吸収されて、そこで発熱してしまいます。

火傷リスクが高く、あまり出力が上げられない。
また皮膚で吸収された分だけ毛根に届くレーザー光も減ってしまうので、当然効果も低くなりがち。

YAGレーザーなら比較的レーザー照射しやすいけど、効果は劣るかも。

もしも肌色が日焼けによるものならば、まずはそっちの対策をしてからがいいと思います。

どうしても効果ない

⇒ 目次へ移動>>

残念ながら、原因はよく分からないけどとにかく抜けない、何度受けても生えてくるなんて例も稀にあります。

これは解消しないことも多いけど、基本は出力上げ。
あとダメ元でレーザーの種類を変えるのもあり。

どうして効果出にくいことがあるのか、その理由と現場ではどういう対応があるのか聞いてみました。

脱毛先生
「脱毛先生」
クレストスキンクリニックの院長先生。
圧倒的に深く広い知識による「選ばれるクリニック」を実現。
2022年開業以来ずっと堅実経営を続けています。
※参照:クレストスキンクリニックの紹介ページ
一般によく言われているケース以外に、抜けが悪い理由ってありますか?
たまに「毛根鞘」が分厚い人がいて、そのため周辺組織を加熱しきれていない可能性があります。
※毛根鞘(もうこんしょう)とは?
毛根鞘
毛穴の中で毛根を包んでいるもの。(透明~白色)
どう対策したらいいのか、、難しそうですね。
基本的な対策は変わりませんが、どうしてもレーザーで効かないときはニードル脱毛をオススメしています。

一通り対策してダメなら、レーザー脱毛が向いていない。
そういうときはニードル脱毛を検討。

ただ、限界まで試してくれるクリニックは少ないので、「原因不明」といいつつも実際は「クリニックのせい」って可能性は大いにあります。

「クリニックを変えたら効果抜群になった」なんてことも多々あります。

「クリニックのせいで効果ない」の例と対策

⇒ 目次へ移動>>

※ここでちょっと宣伝♪

当ブログ監修のクレストスキンクリニックは、髭脱毛の以下の対策がしっかりされています。
アレキとYAGを適切に使い分けて、最大限の効果を狙ってくれます♪
 ⇒  ⇒ クレストスキンクリニックの公式webサイトへ>>
(レーザー脱毛が向かない人にはニードル脱毛もあり)

レーザー脱毛機がいま一つ、施術要領がいま一つだと効果不足になりやすいです。
実際に対応が間違っているクリニックも多いので、効果に不安あるときは以下を確認してみてね。

効果低い原因
六條かげり、△
YAGレーザーのみ
アレキサンドライトレーザーのみ
ダイオードレーザーのみ
大口径のみ
複数波長レーザーの同時照射
レーザー出力が上がらない
蓄熱式

あっ、念のためだけど、これらも扱い方次第。
上記特徴があるだけで必ずしもダメとも限らないよ。

順番に解説しますね。

効果低い原因:「YAGレーザーのみ」

YAGレーザーは単純に脱毛効果低いです。

でも、そのかわりに深くまで届く。
なので毛根が深い髭脱毛と相性いいことも多いです。

六條かげり、ゆび、にこ
脱毛レーザーの種類と効果については別ページで解説しています♪
  ⇒ ヤグレーザーは脱毛効果低い、痛い。メリットとアレキとの違いも全部解説。

どのレーザーを選ぶか素人には判断出来ないので、基本は現場の看護師さんに判断してもらうことになります。

ここで問題なのが、「YAGレーザーしかない」「YAGレーザーしか使わない」というクリニック。

一口に「髭」といっても、太い毛、細い毛が入り混じっている人もいるよね。
そしてYAGレーザーは細い毛にはあまり効果がない。

六條かげり
YAGレーザーは、「たまにある効きにくい毛」に対して「仕方なく使う」というニュアンスで受止めておけば大体合っています。

あと、一旦は抜けた毛も、その後またちょっと細くなってまた生えてくるなんてこともありうるよね。
そういうとき、やっぱりYAGレーザーでは効果が得にくくなる。

そういうときは、アレキサンドライトレーザーに切り替えたらうまくいくことも。
(細い毛ほど毛根も浅い傾向があるので)

あと、たまに「鼻下だけ抜けない」とか口コミでよく見かけるけど、たぶん鼻下の毛が細いからかなって思っています。

効果低い原因:「アレキサンドライトレーザーのみ」

誤解無いようにいうけど、日本人の毛質肌質だとアレキサンドライトレーザーが脱毛に向いていることが非常に多いです。
だから、「アレキサンドライトレーザーだけを置いているクリニック」というのは珍しくありません。

大体のひとはそれでうまくいく。
髭も濃過ぎなければ、アレキだけで済む。

だけど異様に毛根が深いとこまである、あと肌色が濃いときにはYAGレーザーが必要なことも。

個人差の問題なので、みんながみんな、YAGが必要というわけではありません。

でも髭は根深い人も多いので、アレキサンドライトレーザー、YAGレーザー、2種類あった方が有利。

濃いひとでなければアレキだけでわりといけると思う。
でも抜けが悪いようだったらYAGレーザーも検討した方がいいと思います。(極端に濃い人は最初からYAGがいいと思う。)

効果低い原因:「ダイオードレーザーのみ」

ダイオードレーザーは「アレキとYAGの中間」っていうのをよく目にするけど、実際はアレキサンドライトレーザーのかわり、同様の使い方をされるのが一般的。

六條かげり
なので、本ページ内で「アレキサンドライトレーザー」と言っているときは、「ダイオードレーザーも同様なんだな」って解釈して貰えたらありがたいです。
(ただしちょっと正確な解釈ではなく例外もあり。ちょびっと下でお話します。)

ダイオードレーザーのみだと、上記アレキサンドライトレーザーと同様の問題が残ります。
ただしダイオードレーザーも使い方次第。

ライトシェアで根深い毛にアプローチ

長年の実績のあるダイオードレーザー脱毛機「ライトシェア」では、小さい照射ピースで強いめに当てることで、根深い毛に対応しているクリニックもあります。

ただ、そういう狙い方をするのは老舗のこだわりあるクリニックだったりするので、最近の、特に激安のクリニックでは対応難しいと思います。
機械があるだけでは無意味だし、実際に施術するにも長時間かかる(1発1発の面積が小さいから)ので、出費もそれなりにかかりそう。

YAGレーザーと同様のレーザー照射が可能な機械

じつはダイオードレーザーって、色んな種類がある。

ライトシェアの最新機種、「ライトシェアクアトロ」はYAGと同様のレーザー照射が可能。
根深い毛にも対応出来ます。

もちろんクリニックによって対応あったり、なかったりなので、契約前に「根深い毛のためのレーザー変更は可能か?」という確認は必須。

効果低い原因:「大口径のみ」

「大口径で効果高い」という言説が年々増えているけど、これはまやかし。

確かに同じレーザー出力ならば、口径大きくしただけ効きやすくなる。
だけど実際は、口径大きくしたら出力値を下げます。(危険だから)

大口径は、広い面積で全体的にムラの少ない照射ができるのがメリット。
だけど、出力を下げるから深く届きにくいことも。

口径と出力を理解していないクリニックが多い

口径と出力の換算は、もちろんつじつま合うように適切に設定していけばいいのだけど、わたしがこれまで見かけたものはすべて計算が危うい。汗
実際それが原因かなーっていう「効果低い口コミ」をみかけることがあります。


出回っている計算方法を鵜呑みにすると、口径大きくなるほど出力が足りなくなる感じ。
理屈詳細はまたいずれページを作るね。
待ちきれない人、あと苦情・反論は当方Xアカウントへどうぞ♪
 ⇒ 六條のXアカウント

大口径は顔脱毛に向いていない

顔は凹凸がいっぱいあるので、口径大きいレーザーはあまり向いていません。
実際に顔脱毛には小さい照射ヘッドで対応するクリニックがとても多いです。

理由は単純。
だって、レーザー照射面は形が決まっているから。

たとえば円形の照射面だと、鼻ギリギリで狙っても、必ずすき間ができるよね。

そしてもう一つ。
レーザー照射面の中でも外側付近は効果が低くなりがち。

これが例えば腕や脚だったら、あんまり問題にならない。
現場の施術では、照射と照射の隣同士の面を少しずつ重ねていくから。

でも、鼻とか口のギリギリ付近はそれが出来ないよね。
どうしても当たりが弱くなる。

なので理想はやっぱり、小さい照射ヘッドでキメ細かく当てていくこと。

六條かげり
「ひざ下だけ」とか「腹部だけ」とかで脱毛するときも、ちょびっと範囲をはみ出してレーザー照射している、、はず!
ちゃんとしたクリニックならば。

効果低い原因:「複数波長レーザーの同時照射」

複数波長レーザーの同時照射は無意味、もしくは効果を下げる可能性があります。

すでにお伝えしたとおり、浅い毛(細い毛)にはアレキ、深い毛にはYAGが向いている。

だったら2種類のレーザーを混ぜて、「そこそこの深さで有効」という理屈らしいのだけど、現実問題これがちゃんと狙えている、狙う意味があったという情報を見たことがありません。

六條かげり、考えこみ
いつも同じレーザー、同じ設定だったとしても、人によって効果も火傷リスクも違う。
光を混ぜちゃったら、より不確定要素が増えちゃうよね。汗

また、脱毛難易度が高いのは根深い毛、もしくは細い毛だよね。
「そこそこの深さ」の毛は比較的難易度も低く、そこであえて設定調整する必要性が感じられません。

誤情報とともに普及した機械

最近はあまり見かけなくなったけど、スプレンダーXの普及時には「複数レーザーの同時照射で太い毛にも細い毛にも有効」といった宣伝文句を多く見かけました。

これは明らかに誤り。

もちろん、アレキとYAG、通常通りの出力で同時照射したら、その宣伝通りになりそうだよね。
でも、レーザー1種類でもかなりの危険を伴うのに、そのままのパワーで2種類同時に当てちゃったら、普通の火傷では済まないかも。汗

実際のところは、光をミックス(本当は瞬時の連続照射らしい)することで、「ほどほどの深さを狙う意図」であると、メーカーの見解も出ています。

それはそれでいいのだけど、問題はこの機械が誤りとともに普及してきたという点。

ちゃんと理解して導入しているクリニックもあると思う。
でも、理解しないまま導入したクリニックとの見分けがつかないよね。

もちろん、すでにスプレンダーXで受けていて、順調に毛が減っているなら、わざわざコース解約するほどでもないと思う。
でも効果が不足しているならば、原因がクリニックにないか疑った方がいいと思う。

効果低い原因:「レーザー出力が上がらない」

レーザー出力をあまり上げてくれないクリニックは多いです。

「高出力」「医療独自のパワーで」って宣伝をしていても、実際はあまり上げないとこも。

理由は単純で、出力を上げるのは難易度高いから。

脱毛のレーザーはもちろん危険なものだよね。
常に火傷リスクがある。

そしてたとえ同じ出力でも、人によって火傷したり、しなかったり。
予測がとても難しいのです。

なので特にスタッフの多い大手だと安全管理に限界が生じてしまうので、出力は控えめなことが多いです。

出力の見分け方。対応した数値の情報開示はあるか?

出力がいくらなのかは聞くしかないけど、数値を隠すクリニックが多いです。
そして、効果低いクリニックほど情報を隠しそうだよね。

なので基本は情報開示あるクリニックに通うべき。

レーザー出力の「数字だけ」見ても分からない

適切なレーザー出力も個人個人で違う。
他の要素との兼合いもあるから、単純に出力値だけでいい悪いの判断は出来ません。

大事なのは、「効果十分になるまで上げてくれるのか」だよね。

もちろん個人個人で限界あるけど、ここで数値を隠すようなとこだと、ちゃんと対応されているのか、いないのか、サッパリ分からない。

教えてくれるとこだったら、たとえあまり上げないとこでも、他クリニック検討のときに相談しやすくなると思う。

六條かげり
ジェントルシリーズだったら、「出力値」と「レーザー口径」の2つを確認してね。

効果低い原因:「蓄熱式」

(蓄熱式のレーザー脱毛機:メディオスター、ソプラノなど)

蓄熱式の髭脱毛は、とにかく評判悪いです。

蓄熱式は、「弱いレーザーを重ね当てすることで、痛みおさえて脱毛効果を得る」というもの。

重ね当てで毛根を十分に加熱出来れば問題ないよね。
でも、レーザー光が弱いと深くまで届かない。

浅い部分は重ね当てするほど過熱できるけど、弱い光を深く届ける方法はないから。汗

なので蓄熱式を導入していても、「髭には使わない」「男性には使わない」というクリニックもあります。

髭脱毛に蓄熱式を導入しているだけで、避けるべきクリニックだと言っていいです。

※嘘説明が多いから近寄らないでー

蓄熱式の説明は嘘がとても多いです。
バルジ関連の説明は全部嘘だと思っていいです。
「抜けなくても大丈夫」
「コース終了時には従来機と同様の効果」
「抜けがゆっくりだけど効果は同じ」
など、こちらがお金を使い果たしてからじゃないと分からないような説明をしてくることが多く、そして大体全部嘘です。
蓄熱式も全否定しないけど不誠実が蔓延しているので、あんまり近寄らない方がいいと思います。

オススメレーザー脱毛機、ダメなレーザー脱毛機

蓄熱式は全般スルーした方がいいけど、やっぱり選ぶべき脱毛機、避けるべき脱毛機ってあるのでその話を少し。

これから医療脱毛を探すなら、ジェントルシリーズ、ライトシェアシリーズから選ぶのが無難。

・ジェントル
(ジェントルレーズ、ジェントルマックス、ジェントルマックスプロ、ジェントルマックスプロプラス、ジェントルYAG)

・ライトシェア
(ライトシェアデュエット、ライトシェアデザイア、ライトシェアクアトロ)
古くから普及していて実績十分。
YAGレーザーが必要な場合、ライトシェアクアトロがあれば代用出来ます。

あと、たぶん大丈夫な機械を。

・エリート
(エリートプラス、エリートiQ)
ジェントルほどではないけど、それなりに多く普及。
そして長年の実績もあるので、大きく失敗はしにくいです。
ジェントルマックス同様、アレキとYAGの2種類を搭載。

・クラリティツイン
これもアレキとYAGの2種類搭載。
ちょっと普及が少なく、ハッキリと大丈夫とは言いにくい。
でも、仕様的には大丈夫かなーってとこ。
上記機械がないときに検討したらいいと思う。

まあ大体の地域でこれらがあるはず。

レーザー脱毛では「最新式の技術」とかは極めて怪しいので、基本は近寄らないこと。
そういった機械で受けていて不満だったら、ほぼ間違いなく効果不足はその機械のせいです。

【事例】鼻下だけ抜けない、アゴがしぶとい

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今回この解説をつくるにあたって色々調査をしたのだけど、「鼻下だけ抜けない」という声も多いのが分かりました。

脱毛効果は個人差大きく、また部位部位でも大きく違います。
なので人によっては特定部位だけ抜けないということもあるけど、でも鼻下はクリニックの対応が疑わしいケースも。

鼻下だけ残る理由

もしも全体全てをYAGレーザーで対応されているなら、原因はそれかも。

鼻下がアゴなどに比べて毛が細いようだったら、YAGレーザーが向いていないかも知れません。

一般にはYAGレーザーは毛根の発熱が弱く、脱毛効果も低いです。
それでも髭脱毛に有効なことが多いのは、「YAGレーザーが深く届く」から、そして「根深い毛は太いので発熱も大きい」からです。

細い毛だと毛根も浅い傾向があるので、アレキサンドライトレーザーに切り替えたら効果UPする可能性があります。

アゴ髭が抜けない、しぶとく残る理由

アゴ髭が抜けない理由はまあ、鼻下と逆に考えれば大体分かると思う。

根深い毛が多いので、アレキサンドライトレーザーだけでは十分な効果が得られないことも。

あともう一つ。
凹凸の多い部位も大口径が向いていないことも。

脱毛レーザーは皮膚に垂直に当たる必要があるのだけど、凹凸大きいとこで大口径だと必ず斜めに当たる部分があるよね。

レーザー光が斜めに当たると光が散りやすく、また毛穴の奥までの距離も長くなるので効きが悪くなることも。
毎回ムラっぽく残る、でもムラの位置が微妙に違う場合はこれが原因かも知れません。

何回くらいで契約したらいい?

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脱毛コースは契約回数多いほど、1回あたり安いよね。
一般的には。

髭脱毛だと、10回でも、20回でも、結局契約した分は全部使い果たすと思います。
完璧ってなかなかないので。

だったらいっぱい契約した方がコスパいいけど、注意もあり。
ちゃんと信頼できるクリニックじゃないと、解約することになるので。

六條かげり
解約返金手数料は「コース未消化分の20%」なおかつ「5万円以内」と法律で定められています。
これを超えていたら違法。
逆にクリニックによっては10%とか無料とか、より有利に設定していることもあるから必ず確認してね!

あと近年では倒産リスクも見逃せないです。
急拡大したクリニック、やたら広告が派手なクリニックはツブれやすいので、少ない回数で様子見しておいた方がいいと思います。

※倒産については別ページでまとめてあります
六條かげり、不安
脱毛の倒産予測と返金。過去のサロン・クリニック破産の共通点。

Q&A

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関連のQ&Aを載せておきます。
質問があったら随時追加するね!

よくある質問
・脱毛サロンでは何回通えばいい?
・1回目でほぼ全部抜けたんだけど、もう脱毛完了?
・将来髭生やしたいかも。サロンで一時的につるつるにするのはあり?
・薄くするだけでいいんだけど?
・鼻下だけ抜けない、減らない
・アゴ下だけ抜けない、減らない
・自分にはアレキがいいか、YAGがいいか、分からない
・痛みに弱いんだけど?

Q:「脱毛サロンでは何回通えばいい?」

A:サロンは何回通っても無理かも

サロンはとてーも効果低いです。
可能性ゼロではないけど、医療脱毛の5倍10倍通っても減らないことも。

とくに髭脱毛では不利です。

そして毎回しっかり抜けていても、通い終えたら元通りなんてことも多いです。
コース回数(お金)を全部使い果たしてから分かることなので、基本はサロンをオススメすることないです。

Q:「1回目でほぼ全部抜けたんだけど、もう脱毛完了?」

A:まだまだこれから

初回しっかり抜けたなら順調には違いないよ。
でも、1~2ヶ月でもじゃもじゃ生えてくるから。
それを繰り返していると、いずれ生えてこなくなってくるって感じ♪

Q:「将来髭生やしたいかも。サロンで一時的につるつるにするのはあり?」

A:なし

サロンは効果低いけど、人によっては減って戻らないなんてことも。
単に戻らないだけじゃなくて、ムラっぽく濃さに偏りが残ることもあるので、とてもオススメ出来るものではありません。

Q:「薄くするだけでいいんだけど?」

A:不可能じゃないけど難易度高いです。

※参照:脱毛で「薄くするだけ」で失敗!部位別回数とリスク・方法すべて。

Q:「鼻下だけ抜けない、減らない」

A:たぶんYAGレーザーだけで受けてない?

YAGレーザーは毛根での発熱が弱いので、細い毛には効果いまひとつ。
鼻下は顎髭ほど毛が太くない(根深くない)ことが多いので、アレキサンドライトレーザーに切りかえたら効果高まるかも。
(ちょっと上で解説しています♪)

Q:「アゴ下だけ抜けない、減らない」

A:たぶんアレキだけで受けてない?

アゴ下の太い毛が抜けないようだったら、YAGレーザーに切り替えたらうまくいくかも。
(ちょっと上で解説しています♪)

Q:「自分にはアレキがいいか、YAGがいいか、分からない」

A:それは現場のプロに任せるしかない。

根深い毛が多いならYAGから始めた方がよさそうだし、そうでもないならアレキがよさそう。
でもその程度問題は現場の看護師じゃないと分かんない。
ぱっと見どおりの結果になるとも限らないので、まずはプロに判断して貰って様子見。
その結果で続けるか、変更するか決めていく感じ。

六條かげり
途中から抜けが悪くなることもあるし、毎回自分でしっかり観察してってね!

Q:「痛みに弱いんだけど?」

A:基本はガマン!笑

髭脱毛はたぶん全部位の中で一番、圧倒的に痛いはず。

なので一応麻酔クリームを用意してくれるクリニックも多いのだけど、、剛毛への麻酔効果はかなり限定的。汗
多少はマシになると思うけど、あんまり変わんないといったら変わんない。

痛みは毛の太さ・密度とほぼ比例するので、数回通って密度減ったら耐えやすくなります。

あと「生え変わりの毛」が完璧にビッチリ生え揃う前の、密度低いうちに受けたら痛みも限定的になる。
コスパ悪くなるけど。

まとめ

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※ちょっと宣伝♪

当ブログ監修のクレストスキンクリニックは、髭脱毛の対策がしっかりされています。
各回でアレキとYAGを適切に使い分けているクリニックはかなり珍しいです。
(各回でアレキだけ、YAGだけってクリニックが多いです)
 ⇒  ⇒ クレストスキンクリニックの公式webサイトへ>>
(レーザー脱毛が向かない人にはニードル脱毛もあり)

髭脱毛は効果足りないこともあるけど、対策もあります。

まずは「望ましい効果」がどれくらいか知っておくこと。
それだけで変なクリニックに引っかかりにくくなるし、効果不足のときも被害も最小限に出来ると思う。

六條かげり
・脱毛10回でかなり減る
・でも完璧つるつる1本も生えないのは無理
・5~6回で密度減っていないのは異常事態
・15回~20回くらいで見切りをつける
・個人差は大きい
・効果低いクリニックも多い
・効果不足には原因、対策がある
・抜けが悪い、減りが悪い脱毛を繰り返してはいけない

当ページで髭脱毛の疑問・トラブル対策をひたすら網羅しました。
すごく長くなっちゃったので、一気に覚えるというよりは、必要なときに参照して貰えればと思います。

効果低いクリニックや脱毛施術の特徴も載せておいたので、脱毛選びのときにも役立ててもらえたら嬉しいです。


ちょっとよく分かんないとき、あと「あの情報どこだっけな?」ってときに情報見つからないときは、わたしのXアカウントでお答えします♪
https://x.com/datumoushon

最後に、途中で紹介した解説ページをもう一度載せておくね♪

参照ページ

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ヤグレーザーは脱毛効果低い、痛い。メリットとアレキとの違いも全部解説。

【気づいて】効果ない医療脱毛に通い続ける人々。正しい原因と対策を伝えたい。

脱毛の倒産予測と返金。過去のサロン・クリニック破産の共通点。

【早まるな】脱毛で「薄くするだけ」で失敗!部位別回数とリスク・方法すべて。

【簡単】毛周期完全ガイド。脱毛効果を最大化しよう。部位別目安もあり。