
デリケートゾーン(VIO)のムダ毛処理、どうされていますか?カミソリ負けや毛嚢炎など、自己処理によるトラブルに悩まされている方も多いのではないでしょうか。実は、VIO脱毛はこれらの悩みを解決し、快適な生活を送るための有効な手段です。 近年注目を集めている「介護脱毛」も、VIO脱毛の一種。この記事では、VIO脱毛と他の脱毛方法の違い、メリット・デメリット、そして気になる感染症リスクと対策まで、医師の視点から詳しく解説します。87%の女性が陰毛処理を行っており、60%が何らかの合併症を経験しているというデータも。正しい知識を身につけて、自分に最適な脱毛方法を選び、清潔で快適な毎日を手に入れましょう。
VIO脱毛は、将来の介護を見据えた選択としても重要です。加齢に伴い、自身での衛生管理が困難になる場合、VIO脱毛は清潔を保ち、自身のかぶれなどの肌トラブルや感染症予防と介護者の負担を軽減する大きな助けとなります。この記事では、VIO脱毛の様々な種類や、それぞれのメリット・デメリットを比較検討。さらに、施術の流れやアフターケアまで、網羅的に解説します。デリケートゾーンのケアに関する不安や疑問を解消し、自信を持ってVIO脱毛に臨めるよう、具体的な情報と対策を分かりやすくお伝えします。
VIO脱毛(介護脱毛)とは?他の脱毛(ブラジリアンワックス等)との違い3選
デリケートゾーンのムダ毛処理、どうされていますか? アンダーヘアの自己処理は、実は肌トラブルを起こしやすい場所でもあります。カミソリ負けでヒリヒリしたり、毛嚢炎で赤いポツポツができてしまったり…。VIO脱毛は、これらの悩みを解決し、快適な生活を送るための選択肢の一つです。VIO脱毛は、Vライン(ビキニライン)、Iライン(陰部)、Oライン(肛門周辺)のムダ毛を処理することを指します。介護脱毛は、将来の介護に備えてVIO脱毛を行うことを指し、近年注目を集めています。今回は、VIO脱毛や介護脱毛について、ブラジリアンワックスなど他の脱毛方法との違いを交えながら、詳しくご説明します。

VIO脱毛の範囲と種類
VIO脱毛は、Vライン、Iライン、Oラインの全て、あるいは一部を選択して行うことができます。例えば、Vラインだけ、あるいはIラインとOラインだけなど、ご自身の希望に合わせて調整が可能です。範囲を狭めて、Vラインの形を整えるデザイン脱毛を行うこともできます。
VIO脱毛には、主に以下の3つの種類があります。
- 医療脱毛(レーザー脱毛):医療機関で医師または看護師が施術を行います。レーザーを照射して毛根を破壊するため、高い脱毛効果が期待できます。医療脱毛は、永久脱毛に近い効果が期待できる唯一の方法です。
- 光脱毛(フラッシュ脱毛):エステサロンなどで行われます。光を照射して毛根にダメージを与えます。医療脱毛に比べると効果は穏やかですが、痛みが少ないというメリットがあります。一時的な減毛効果はありますが、永久脱毛ではありません。
- ブラジリアンワックス:温めたワックスを脱毛したい部分に塗り、シートを貼って剥がすことで毛を根こそぎ抜きます。一時的な脱毛効果で、数週間で毛が生えてきます。手軽に試せる一方、皮膚への負担が大きく、感染症のリスクも高いため注意が必要です。87%の女性が陰毛処理を行っており、そのうち60%が何らかの合併症を経験しているという報告もあります。
介護脱毛の目的とメリット

年齢を重ねると、身体の動きが制限されたり、視力が低下したりすることで、自分で陰部を清潔に保つことが難しくなります。排泄物の付着による不快感や、細菌の繁殖による感染症のリスクも高まります。介護脱毛は、これらの問題を予防し、快適な生活を送るために行います。介護する側の負担軽減にもつながるため、高齢者だけでなく、介護者にとってもメリットの大きい施術です。
介護脱毛のメリットを以下にまとめました。
- 清潔さの維持:排泄物の付着や細菌の繁殖を防ぎ、清潔を保つことができます。
- 介護者の負担軽減:陰部の清拭などの介護が容易になります。
- 肌トラブル予防:ムレやかぶれ、感染症などのリスクを減らすことができます。
- 介護される側の快適さ:不快感や恥ずかしさを軽減することができます。
- 自己処理の負担軽減:年齢を重ねると肌がデリケートになり、カミソリ負けなどのトラブルを起こしやすくなります。介護脱毛によって自己処理の必要がなくなり、肌への負担を軽減できます。
各脱毛方法のメリット・デメリット比較
VIO脱毛には様々な方法があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。ご自身の状況や希望、肌質、予算などを考慮し、最適な方法を選びましょう。医療脱毛とブラジリアンワックスでは、合併症のリスクに差があるという報告もあります。例えば、ブラジリアンワックス施術後に重篤な溶連菌感染症を発症した症例も報告されています。安易に価格だけで判断するのではなく、安全性も考慮することが大切です。
脱毛方法 | メリット | デメリット | 費用相場 | 痛み | 効果の持続性 |
---|---|---|---|---|---|
医療レーザー脱毛 | 永久脱毛に近い効果、高い衛生管理 | 比較的高額 | 数十万円 | ある程度(麻酔で軽減可能) | 半永久的 |
光脱毛 | 比較的安価、痛みが少ない | 効果は一時的、毛周期に合わせた施術が必要 | 数万円~ | 少ない | 一時的 |
ブラジリアンワックス | 手軽にできる | 強い痛み、肌への負担大、感染症リスク | 数千円~ | 強い | 一時的(数週間) |
VIO脱毛は、ただムダ毛を処理するだけでなく、清潔を保ち、健康を守るための手段でもあります。それぞれの方法のメリット・デメリットを理解し、ご自身に合った方法を選びましょう。
VIO脱毛の感染リスクと具体的な対策

デリケートゾーンの脱毛は、衛生面や美容面でのメリットがある一方で、感染リスクへの不安を感じる方もいるかもしれません。VIO脱毛に伴う感染リスクと、その具体的な対策について、医師の立場から詳しく解説します。脱毛によって得られるメリットとリスクを天秤にかけ、正しい知識を身につけて、安心して施術を受けられるように準備しましょう。
毛嚢炎:原因、症状、予防策
毛嚢炎とは、毛穴に細菌が感染して起こる皮膚の炎症です。毛穴は、皮膚のバリア機能の一部を担っています。脱毛によって毛穴が傷ついたり、皮膚のバリア機能が低下したりすると、この防御壁が壊され、細菌が侵入しやすくなります。VIO脱毛に限らず、体毛を処理する部位はどこでも毛嚢炎のリスクは存在しますが、特に皮膚が薄くデリケートなVIOゾーンは、より注意が必要です。
毛嚢炎の症状は、赤いブツブツやニキビのようなできものが現れ、痛みやかゆみを伴うことがあります。症状が悪化すると、膿が溜まることもあります。初期症状では、赤みやかゆみを感じる程度の場合もありますが、放置すると悪化し、痛みが増したり、範囲が広がったりする可能性があります。
毛嚢炎を予防するためには、脱毛前後の清潔を保つことが非常に重要です。施術を受ける際は、衛生管理が徹底されているクリニックを選びましょう。脱毛後は、清潔なタオルで優しく拭き、保湿を心がけてください。また、患部を触ったり、掻いたりすることは避け、症状がひどい場合は、自己判断せずにクリニックを受診しましょう。適切な抗生物質の軟膏や内服薬を処方してもらうことで、症状の悪化を防ぎ、早期に回復することができます。
性感染症(ヘルペス、カンジダ、HPVなど):種類と症状、感染経路
VIO脱毛自体は性感染症を直接引き起こすわけではありません。しかし、皮膚への刺激や傷によって感染リスクが高まる可能性があることは知っておく必要があります。性感染症には、ヘルペス、カンジダ、HPV(ヒトパピローマウイルス)など、さまざまな種類があります。
ヘルペスは、性器周辺に水ぶくれや潰瘍ができる病気で、痛みやかゆみ、発熱などを伴うことがあります。カンジダは、腟や外陰部に白いおりものや強いかゆみを引き起こします。HPVは、イボなどの皮膚病変を引き起こすウイルスで、一部の型は子宮頸がんのリスクを高めることが知られています。性感染症はそれぞれ症状や経過が異なり、適切な治療法も異なります。
これらの性感染症は、性行為によって感染するイメージが強いですが、タオルや下着の共用、接触感染などによっても感染する可能性があります。感染が疑われる場合は、医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けることが大切です。自己判断で市販薬を使用したり、放置したりすると、症状が悪化したり、他の人に感染させたりするリスクがあります。
感染リスクを高める行為
VIOの処理における感染リスクを高める行為として、不衛生な環境での施術、使い捨てでない器具の使用、施術後の不適切なケアなどが挙げられます。例えば、2017年の調査では、陰毛処理の経験者は処理をしない人に比べ過去に性感染症に罹患した割合が有意に高く、特に頻繁かつ完全な除毛を行う人ではその傾向が顕著であったと報告されています。これは、陰毛が性感染症の侵入を防ぐ役割をある程度果たしており、処理によってそのバリア機能が損なわれるためと考えられます。
また、2013年のフランスの症例研究では、性感染症型伝染性軟属腫(皮膚にイボができる病気)の患者の93%が陰毛の除毛処理を行っていたという結果も出ています。脱毛後の皮膚は非常にデリケートな状態になっているため、刺激の強い下着や衣類、過度な摩擦、不衛生な環境などは感染リスクを高める可能性があります。施術後は、清潔で通気性の良い下着を着用し、患部を清潔に保つよう心がけましょう。
またこれらのVIOの処理は多くがT字カミソリによる傷が主な原因ではないかと言われています。
レーザー脱毛によっての処理ではむしろ感染症のリスクは減ることが指摘されています。
クリニック選びのポイント:衛生管理の徹底

感染症予防のためにもVIOの処理はレーザー脱毛が効果的です。クリニックの衛生管理状況をしっかりと確認することが、感染リスクを低減するために非常に重要です。衛生管理が不十分なクリニックでは、感染症のリスクが格段に高まります。2024年の研究では、陰毛を処理する女性は、処理しない女性に比べ淋病やクラミジアといった細菌性の性感染症にかかるリスクが有意に高いことが示されています。
クリニックを選ぶ際には、施術器具の滅菌方法、使い捨て器具の使用状況、施術室の清潔さなどを確認しましょう。また、施術スタッフの手洗い・消毒の徹底、衛生管理に関するマニュアルの有無なども重要なポイントです。信頼できるクリニックを選ぶことで、感染リスクを最小限に抑え、安心して施術を受けることができます。価格だけでクリニックを選ぶのではなく、安全性も重視して選択することが大切です。
VIO脱毛の施術の流れとアフターケア
VIO脱毛は、デリケートな部分の施術なので、施術の流れやアフターケアについてもしっかりと理解しておきましょう。施術の流れを把握することで、不安や緊張を和らげ、よりスムーズに施術を受けることができます。また、正しいアフターケアを行うことで、肌トラブルのリスクを軽減し、清潔で快適な状態を保つことができます。VIO脱毛は医療行為であることを忘れずに、正しい知識を持って施術に臨みましょう。
施術前の準備と注意点
施術前の準備を万全に行うことで、脱毛の効果を高め、肌への負担を最小限に抑えることができます。準備不足は、施術の効果を減弱させたり、予期せぬトラブルを招いたりする可能性がありますので、以下の点に注意しましょう。
シェービング:多くのクリニックでは、施術前にVIOの毛を自分で剃るように指示されます。これは、レーザーの光が毛に邪魔されず、毛根に効率よく届くようにするためです。剃り残しがあると、エネルギーが分散してしまい、脱毛効果が弱まるだけでなく、毛が焦げることによる痛みや皮膚への負担増加にもつながります。ただし、クリニックによってはシェービングの必要がない場合や、シェービングサービスを提供している場合もありますので、事前に確認しておきましょう。自己処理による皮膚への負担を最小限にするために、新しいカミソリを使用し、シェービングクリームやジェルを使って丁寧に剃るようにしてください。皮膚を傷つけてしまうと、そこから細菌感染を起こし、毛嚢炎などの炎症を引き起こす可能性があります。
清潔にする:VIO脱毛は、毛穴にレーザーを照射するため、施術部位を清潔な状態に保つことは感染症のリスクを低減するために非常に重要です。施術前は、石鹸をよく泡立てて優しく洗い、ぬるま湯で丁寧にすすぎましょう。ゴシゴシこすったり、熱いお湯で洗ったりすると、皮膚のバリア機能が低下し、感染リスクが高まります。また、施術当日は、香水やボディクリーム、制汗剤などの使用は控えましょう。これらの製品に含まれる化学物質が、レーザー照射によって肌に刺激を与え、炎症を引き起こす可能性があります。
生理中、妊娠中、皮膚疾患がある場合は相談を:**生理中、妊娠中、または皮膚疾患がある場合は、施術を受けることができない場合があります。生理中はホルモンバランスが変化し、肌が敏感になっているため、施術による刺激に過剰に反応してしまう可能性があります。妊娠中は、ホルモンバランスの変化や胎児への影響が懸念されるため、施術は避けるべきです。皮膚疾患がある場合は、症状が悪化したり、感染症のリスクが高まったりする可能性があります。必ず事前にクリニックに相談し、医師の指示に従いましょう。
日焼けに注意:日焼けをしている肌は、レーザー脱毛の施術を受けられない場合があります。日焼けした肌は炎症を起こしており、レーザーの熱によってさらにダメージを受ける可能性があります。また、日焼けによってメラニン色素が過剰に生成されているため、レーザーがメラニンに反応してしまい、火傷や色素沈着などのリスクが高まります。施術を希望する場合は、日焼けを避けて肌の状態を整えましょう。また、施術後も日焼け止めをこまめに塗るなど、紫外線対策をしっかり行いましょう。
麻酔方法と施術中の痛み
VIO脱毛は、他の部位の脱毛に比べて痛みを感じやすい部位です。これは、VIOゾーンの皮膚が薄く、毛根が密集しているためです。しかし、麻酔を使用することで痛みを軽減することができますので、痛みに不安を感じる方は、クリニックに麻酔の有無を確認しましょう。
麻酔クリーム:多くのクリニックでは、麻酔クリームを使用して施術中の痛みを軽減しています。施術前にクリームを塗布し、一定時間置いてから施術を行います。麻酔の効果には個人差がありますが、ほとんどの場合、痛みを大幅に軽減することができます。麻酔クリームを使用することで、痛みを気にせず施術に集中できるため、よりリラックスした状態で施術を受けることができます。
施術中の痛み:麻酔を使用しても、全く痛みを感じないわけではありません。多少の痛みや熱さ、チクチクとした刺激を感じる場合があります。痛みの感じ方には個人差があり、毛の太さや量、肌質、毛周期、体調などによっても異なります。施術中に強い痛みを感じた場合は、我慢せずにスタッフに伝えましょう。出力を調整したり、冷却を強化したりすることで、痛みを軽減できる場合があります。ポーランドで行われたオンライン調査によると、陰毛を極端に除去する人は、再発性尿路感染症のリスクが約3.1倍高いという結果が出ています。
冷却:施術中は、冷却ガスや冷却ジェルなどで肌を冷やすことで、痛みをさらに軽減することができます。冷却により、レーザー照射による熱を素早く逃がすことができるため、痛みや熱さを抑えることができます。また、冷却は施術後の炎症や赤みを抑える効果もあります。
施術後のケア方法とトラブル対処法
施術後の適切なケアは、肌トラブルを防ぎ、脱毛効果を高めるために非常に重要です。脱毛後の肌はバリア機能が低下し、外部からの刺激に敏感になっています。正しいケアを怠ると、炎症や色素沈着、感染症などのトラブルを引き起こす可能性があります。
保湿:施術後は、肌が乾燥しやすくなっています。レーザー照射によって肌の水分が蒸発しやすくなっているため、乾燥によるかゆみ、赤み、炎症などを引き起こす可能性があります。保湿クリームをこまめに塗布し、肌の潤いを保つことは、これらのトラブルを予防するために重要です。保湿クリームは、低刺激性で無香料のものを選び、清潔な手で優しく塗布しましょう。
清潔を保つ:施術部位を清潔に保つことは、感染症予防に繋がります。脱毛後の肌は非常にデリケートな状態になっているため、細菌感染を起こしやすくなっています。入浴は可能ですが、熱いお湯に長時間浸かったり、ゴシゴシこすったりすることは避けましょう。優しく洗い、清潔なタオルで水分を丁寧に拭き取りましょう。
刺激を避ける:施術後は、激しい運動や入浴、サウナ、飲酒、刺激の強い下着の着用などは控えましょう。これらの行為は、血行を促進し、炎症を悪化させる可能性があります。また、刺激の強い下着は、摩擦によって肌を傷つけ、炎症や色素沈着などのトラブルを引き起こす可能性があります。施術後は、締め付けの少ない、通気性の良い下着を着用するようにしましょう。
日焼け対策:施術後は、肌が紫外線に敏感になっています。レーザー照射によってメラニン色素が活性化しているため、紫外線の影響を受けやすく、色素沈着のリスクが高まります。日焼け止めをSPF30以上、PA+++以上のものを選び、こまめに塗布するなど、紫外線対策を徹底しましょう。また、日傘や帽子、長袖の衣類などを着用して、肌を直接日光に当てないようにすることも大切です。
トラブル発生時:赤み、かゆみ、腫れ、痛み、水ぶくれ、膿などの症状が出た場合は、自己判断で対処せずに、すぐにクリニックに相談しましょう。これらの症状は、毛嚢炎や感染症などのサインである可能性があります。自己判断で市販薬を使用したり、放置したりすると、症状が悪化したり、治癒が遅れたりする可能性があります。医療機関を受診し、適切な診断と治療を受けることが重要です。2020年の研究では、レーザー脱毛後に毛嚢炎を発症した症例が報告されており、適切な抗生物質の内服によって症状が改善したとされています。
まとめ
VIO脱毛は衛生面・美容面でメリットがある一方、感染リスクも伴います。毛嚢炎や性感染症のリスクを理解し、クリニック選びや施術前後のケアを適切に行うことが重要です。衛生管理の徹底したクリニックを選び、施術前のシェービングや清潔保持、施術後の保湿や刺激回避など、正しいケアを実践しましょう。トラブル発生時は自己判断せず、クリニックに相談することが大切です。正しい知識と適切な行動で、安全かつ快適なVIO脱毛を実現しましょう。
参考文献
- DeMaria AL, Flores M, Hirth JM, Berenson AB. “Complications related to pubic hair removal.” American Journal of Obstetrics and Gynecology 210, no. 6 (2014): 528.e1–528.e5.
- Osterberg EC, Gaither TW, Awad MA, Truesdale MD, Allen I, Sutcliffe S, et al. “Correlation between pubic hair grooming and STIs: results from a nationally representative probability sample.” Sexually Transmitted Infections 93, no. 3 (2017): 162–166.
- Desruelles F, Cunningham SA, Dubois D. “Pubic hair removal: a risk factor for ‘minor’ STI such as molluscum contagiosum?” Sexually Transmitted Infections 89, no. 3 (2013): 216.
- Eltobgy A, Aljabali A, Farag A, Elshorbgy M, Hamed M, Hamouda E, et al. “Effects of pubic hair grooming on women’s sexual health: a systematic review and meta-analysis.” BMC Women’s Health 24 (2024): 171.
- Galbarczyk A, Marcinkowska UM, Klimek M, et al. “Extreme pubic hair removal as a potential risk factor for recurrent urinary tract infections in women.” Scientific Reports 13 (2023): 19045.
- Schuler A, Veenstra J, Tisack A. “Folliculitis Induced by Laser Hair Removal: Proposed Mechanism and Treatment.” Journal of Clinical and Aesthetic Dermatology 13, no. 5 (2020): 34–36.
- Dendle C, Mulvey S, Pyrlis F, et al. “Severe complications of a “Brazilian” bikini wax.” Clinical Infectious Diseases 45, no. 3 (2007): e29–e31.
記事監修
森口翔 M.D. Ph.D
慶應義塾大学医学部卒業
慶應義塾大学医学部大学院博士課程修了
医療脱毛専門クレストスキンクリニック医師