うなじ周辺のムダ毛や剃り残し、肌荒れなどのトラブルは、見た目の印象を大きく左右します。
適切なケアや処理方法を知らないことで、さらに悩みを深めてしまうことも少なくありません。
こちらの記事では、うなじを清潔に保つためのスキンケア方法や、自己処理のリスク、そしておすすめのムダ毛処理方法について詳しく解説します。
うなじを美しく見せるためには医療脱毛がおすすめである理由や、医療脱毛を選ぶ際の注意点についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
うなじが汚いと思われてしまう原因って?
うなじの印象は、普段のケアの積み重ねが大きく影響を与えます。
特にうなじ周辺は自分では見えにくい部分であるため、意識してケアを行わなければ、知らないうちに問題が発生していることも。
うなじが汚く見えてしまう主な理由として、ムダ毛や剃り残しが挙げられるほか、長い後れ毛や肌荒れなども関係しています。
うなじ周辺のムダ毛・剃り残し
うなじ周辺のムダ毛や剃り残しは、後ろ姿の印象を大きく左右します。
自分では見えにくくケアが困難なため、意外と目立つムダ毛が存在していることも多いのです。
短い髪型やアップヘアを好む人は特に、うなじに産毛や剃り残しがないか、定期的なチェックが必要になります。
さらに、自己処理による肌へのダメージや剃り残しによって、うなじが不潔に見えてしまうこともあります。
うなじ周辺の長い後れ毛
うなじ周辺の長い後れ毛も見た目の印象を悪くします。
日常的な髪型のセットで見落としがちな後れ毛が原因で、うなじ全体が乱れて見えたり、不清潔な印象を与えたりすることがあります。
後れ毛を解消するためには、ヘアアレンジ時に丁寧にうなじの毛を整えたり、ヘアスタイリング剤を使用したりなど、毎回ケアが必要になります。
ニキビなど肌荒れ
うなじ周辺の肌荒れは、見た目の美しさに大きく影響します。
うなじは、紫外線によるダメージや蒸れやすい部位であったりまた、逆に十分な保湿ケアの不足が原因で、ニキビやあせも、吹き出物などが発生しやすい部分です。
しかし、フェイスケアには気を遣うものの、うなじまで手が回らないことも少なくありません。
また、うなじ周辺を頻繁に剃っていると、それがダメージにつながってしまうことも。
デイリーケアにうなじ用の保湿剤を取り入れること、紫外線対策として日焼け止めの使用を心がけるなどの対策がおすすめです。
うなじ周辺のスキンケア・肌荒れ解消方法
ニキビ、吹き出物、あせも、日焼けといったうなじの肌荒れは、見た目にも影響を及ぼすだけでなく、不快感を引き起こす原因にもなります。
美しく健康な肌を保つためには、うなじ周辺のスキンケアが非常に重要になるのです。
乾燥は肌荒れを引き起こす大きな要因です。乾燥を防ぐために適切な保湿ケアを行うことにより、肌のバリア機能を高められます。
さらにシャンプーやリンスなどの洗い残しがないように注意すること、汗をかいたら早めにシャワーで汗を洗い流すことが大切です。
これによりあせもを予防し、肌荒れのリスクを減らせます。
また夏場には通気性の良い衣服を選び、タオルや寝具など日常生活で肌に触れるものは、清潔を保つために定期的に洗濯しましょう。
肌にやさしい薬用ローションを使用したり、ベビーパウダーであせもを防止したりすることも効果的です。
日中の紫外線対策として、顔と一緒にうなじにも日焼け止めを塗る習慣をつけると良いでしょう。
これらのケアによっても改善が見られない場合には、クリニックを受診することをおすすめします。
うなじのムダ毛の自己処理はリスクが高くおすすめできない
うなじの自己処理はカミソリ、除毛クリーム、電気シェーバーの三つの方法が一般的ですが、それぞれにリスクが伴います。
特にカミソリによる処理は肌を傷つける危険性が高いです。
うなじは見えにくい部位であるため自己処理が難しく、思わぬ怪我をしてしまう恐れがあります。
また除毛クリームは肌にはやさしい手段とされていますが、誤って髪の毛に付着してしまうと、髪へのダメージの原因にもなります。
電気シェーバーはカミソリよりは肌を傷めにくいですが、やはり自分で見えない部位を処理するのは困難を伴い、思わぬ怪我のリスクがあります。
このようにうなじのムダ毛の自己処理はリスクが伴うため、可能であれば避けたほうがよいでしょう。
うなじのムダ毛を処理する方法
うなじのムダ毛処理は、見た目の清潔感や首元のスッキリした印象を与えるために重要です。
しかし自分で行うには限界があり、完璧な仕上がりを求めるなら他の手段を検討する必要があります。
ここではうなじのムダ毛処理の代表的な3つの方法について紹介します。
各方法にはメリットとデメリットがあるので、自分に合った方法を見つけることが大切です。
家族・友人にうなじの毛を処理してもらう
家族や信頼できる友人にうなじの毛の処理を頼む方法は、自分では見えにくい部分を綺麗にしてもらえるメリットがあります。
この方法はセルフケアよりも肌への負担が少なく、費用もかからない点が魅力的です。
しかし処理をする人の技術によっては思わぬ肌トラブルが起こる可能性もあるため、注意が必要です。
特に「うなじの処理を頼めそうな友人がいない」や「家族が遠方に住んでいる」といった場合、処理してくれる人を見つけるのが難しいこともあります。
サロンでシェービングしてもらう
サロンでのシェービングは、プロの施術を受けられるため、うなじを安全かつ効果的に綺麗にできます。
プロの手によってデリケートな肌への負担を減らしつつ、美しい仕上がりが期待できるでしょう。
しかしシェービングの場合、剃った毛はまた一定期間で伸びてきます。中途半端に伸びると見た目が気になってしまうことも。
きれいな状態を維持するには定期的にサロンへ通う必要があり、時間や費用がかかるというデメリットがあります。
クリニックで医療脱毛を受ける
医療脱毛クリニックや美容皮膚科での医療脱毛は、医療レーザー脱毛機やニードルを使った施術によって根本からムダ毛の問題を解決できる方法です。
何度か施術を受けるうちに毛が薄くなり、最終的には自己処理の必要がほとんどなくなるため、長期的に見れば非常に効率的といえます。
施術前のカウンセリングで、自分が理想とするうなじの形を選ぶことも可能です。
自己処理やサロンでのシェービングに比べると費用は高くなるものの、一度施術が完了すれば長期にわたってムダ毛処理の手間を省けるため、忙しい方や効率を重視する方には特におすすめの方法です。
うなじを綺麗にするなら医療脱毛がおすすめ!5つの理由
医療脱毛はセルフケアがほとんどいらなくなるだけでなく、うなじの美しさを格上げするおすすめの方法です。
手間がかからない、肌荒れのリスクを軽減できる、理想の形に整えられる、剃り残しがない、自分に合った施術が受けられるという5つのメリットがあります。
ここからは、それぞれのメリットについて解説します。
自己処理の手間がかからなくなる
医療脱毛がおすすめの理由として、その後の自己処理がほとんど不要になる点が挙げられます。
施術を受けることでうなじの毛が徐々に薄くなり、最終的にはほとんど自己処理が必要ない状態になります。
これにより日々のムダ毛処理の煩わしさから解放され、その時間を他の有意義な活動に使うことができるようになるでしょう。
肌荒れのリスクを軽減できる
医療脱毛によってうなじの毛がなくなり、自己処理の必要がなくなることで、カミソリ負けや埋没毛など、自己処理による肌トラブルのリスクが大きく減少します。
さらに毛がなくなることで毛穴の汚れが溜まりにくくなり、肌が清潔に保たれる効果も期待できるでしょう。
カミソリによる自己処理は肌を傷つけてしまう危険がありますが、このようなリスクを無くすことにもなります。
うなじを綺麗な形に整えられる
医療脱毛では、プロのスタッフが施術を行うため、希望に応じた美しい形のうなじを実現できます。
直線、U型、W型、MW型など、その人の希望に適したうなじの形にしてくれます。
これによりただ毛をなくすだけでなく、自分のなりたいイメージに合わせたうなじを手に入れられるでしょう。
剃り残しの心配がなくうなじに自信を持てるようになる
カミソリや除毛クリームを使った自己処理の場合、うなじ部分は見えにくく、気づかないうちに剃り残しが生じている可能性も。
医療脱毛が完了すれば、自己処理はほとんど不要になり、剃り残しの心配がなくなります。
うなじがきれいな状態をキープできるので、浴衣やドレスを着てアップヘアにする際も、うなじを気にすることなく自信を持って楽しむことが可能です。
自分の毛質・毛量・肌質に合った施術が受けられる
医療脱毛ではカウンセリングを通じて自身の毛質や毛量、肌質をチェックし、その人に適した脱毛プランを提案してくれます。
これにより、より効果的な施術を受けることが出来るのです。
医療脱毛に興味がある方は、無料カウンセリングを活用してみると良いでしょう。
硬毛化・毛嚢炎・炎症などのリスクがある
うなじの脱毛後には、硬毛化、毛嚢炎、施術自体の痛みといったトラブルが発生するリスクがあります。
硬毛化は脱毛処理によって毛が太く濃くなる現象です。硬毛化は毛が深い部位にできやすいため、うなじや背中などは好発部位です。そのため、うなじの医療レーザー脱毛を行う場合は硬毛化のリスクを十分に念頭におかないといけません。もし心配であれば最初から医療のニードル脱毛を受けることもひとつです。
毛嚢炎は毛穴の周囲が赤く腫れる状態、炎症は皮膚が赤くなりかゆみを伴うものです。
また、うなじは毛も太く深い場合も多いため、痛みが体幹などに比べて生じやすいという点もございます。
これらのトラブルは適切なアフターケアで予防可能な場合が多いですが、注意深く肌の様子を観察して、異常を感じたら速やかな対処が必要となります。
うなじの医療脱毛で後悔しないための注意点
ここでは、うなじの医療脱毛で後悔しないための注意点を詳しく解説していきます。納得できるうなじ脱毛を受けるためにも、しっかりチェックしてみてください。
脱毛可能な範囲・プランを確認しておく
クリニックによって、脱毛可能な範囲は異なります。
あるクリニックでは襟足から背中にかけての範囲を含む一方で、別のクリニックでは襟足部分は別プランとなっていることも。
契約前には、自分がどの範囲を脱毛したいのか具体的なイメージを決めておき、脱毛可能な範囲やプラン内容を確認しておくことが重要です。
確認を怠ると、後になって希望の範囲が含まれていないことに気づき、後悔する可能性があります。
また全身脱毛プランを選択する場合でも、うなじや襟足が含まれているかどうかをチェックしましょう。
カウンセリングでしっかりと希望を伝える
カウンセリングは脱毛計画を立てる上で非常に重要です。
特に、うなじや襟足の形には個人差があるため、実際にどのような仕上がりを希望しているのかを伝える必要があります。
W型やMW型、U型、直線型など豊富な形状から選べるため、カウンセリング時に顔の形や髪型に合わせたアドバイスを受け、自分にぴったりの形状を選びましょう。
この段階でしっかりとコミュニケーションを取ることで、望み通りの脱毛効果を得られる可能性が高まります。
背中脱毛も合わせて検討する
うなじ脱毛を行う際、背中の脱毛も合わせて検討することをおすすめします。
うなじだけ脱毛しているとうなじと背中の境界にムダ毛の境目ができてしまい、特に首周りの開いた服を着たときに目立つことがあるためです。
クリニックによっては、うなじと背中をセットにしたプランが用意されていることもあるので相談してみましょう。
脱毛中は紫外線対策を徹底し日焼けを避ける
うなじ周辺の肌は特にデリケートで日焼けしやすいため、脱毛中の紫外線対策は必須です。
日焼けした肌に施術を行うと、痛みを感じやすくなったり、脱毛効果が低下したりする恐れがあります。
またクリニックによっては日焼けしている肌には施術を行わない場合もあるため、施術前後は特に紫外線対策を徹底しましょう。
日焼け止めを使用することはもちろん、帽子やUVカットウェアを積極的に利用することで、肌のダメージを防げます。
脱毛前後は乾燥対策にしっかりと保湿を行う
脱毛施術を受ける肌は、常日頃から保湿ケアをしっかりと行うことが望ましいです。
特に首周辺やうなじはケアを忘れがちな部分ですが、脱毛前後は肌が敏感になりやすいので、保湿ケアを怠ると肌トラブルの原因にもなりかねません。
施術前後に化粧水やボディクリームでしっかりと保湿することで、肌のコンディションを整え、脱毛効果を高めるとともに施術時の痛みを軽減させられるでしょう。
まとめ
うなじが汚いと思われる理由として、ムダ毛や剃り残し、長い後れ毛、さらにはニキビなどの肌荒れが挙げられます。
うなじのムダ毛の自己処理は危険なため、サロンやクリニックでの施術を受けるといいでしょう。
特に医療脱毛は効果の持続性や肌に対する負担の軽減などのメリットが見込めるためおすすめです。
一方で硬毛化や痛み、毛嚢炎などのデメリットがあることも念頭に置きましょう。
綺麗なうなじは自信の向上にもつながるので、ぜひ適切な方法でのケアを検討してみてください。
クレストスキンクリニックの丸ごと全身脱毛プランでは、うなじを含め、顔とVIO以外の全身の脱毛が可能です。
ジェントルマックスプロプラス、ライトシェアクアトロの2つの機種を使い分け、一人ひとりの要望に合わせた脱毛が可能ですので、ぜひ一度無料カウンセリングを受けてみてください。
記事監修
- 森口翔 M.D. Ph.D
- 慶應義塾大学医学部卒業
- 慶應義塾大学医学部大学院博士課程修了
- 医療脱毛専門クレストスキンクリニック医師