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医療脱毛は死ぬほど痛い?痛みに影響する要素&軽減する方法を徹底解説

2024.04.15

カテゴリ… 脱毛コラム

「医療脱毛はサロン脱毛に比べて死ぬほど痛いって聞くけど本当?」
「どうして医療脱毛は痛いの?」
「痛みを抑えて脱毛できないの?」

このような疑問や不安を抱えている方はいませんか?

医療脱毛は痛いというイメージがあり、なかなか施術に踏み切れていない方もいるのではないでしょうか。

そこで本記事では、医療脱毛の痛みについて、痛みに影響する要素や、部位ごとの感じ方を解説します。

痛みを軽減する方法についても解説しているため、医療脱毛を検討されている方はぜひ参考にしてください。

医療脱毛は死ぬほど痛い?耐えられないほど?

医療脱毛は死ぬほど痛い?耐えられないほど?

医療脱毛のレーザーはサロン脱毛より脱毛効果が高い分、痛みが強い傾向にあるといわれます。

基本的には耐えられないほどではなく、「死ぬほど痛い」というのは大袈裟な表現と考えられますが、痛みの感じ方は個人差も大きいものです。

また、部位によっても大きく違います。腕や足などの四肢や体幹などは眠れるという方もいるほど痛みは気にならない場合が多いです。

逆にVIOはひげはそれなりの痛みは伴いますが、麻酔などを使用できるクリニックも多くございます。

また、個人差もあり痛みに弱く少しの痛みでも苦痛に感じる人もいれば、痛みに強くわずかな痛みであれば気にならない人もいます。

痛みは施術部位や脱毛機の照射方法、照射出力、その日の体調などさまざまな要素によって異なるため、一概に「医療脱毛=すごく痛い」とは言えません。

医療脱毛の痛みが気になる場合は、カウンセリング時に相談してみるのがおすすめです。

痛みの出にくい機種、麻酔の使用、出力の調整など、痛みを抑える工夫をすれば、リラックスして医療脱毛を受けられますよ。

この痛みに対する過度な意見はニードル脱毛(医療絶縁針脱毛)でもあり、ニードル脱毛は痛みが強いからやりたくないと敬遠されますが、ひげなどに関してはむしろレーザーのほうが痛いという方もいらっしゃるぐらいです。ニードル脱毛もレーザーよりは若干は痛いものの言われているほどではなく麻酔なしでも十分対応可能です。

医療脱毛で痛みを感じる理由

医療脱毛で痛みを感じるのは、レーザーを照射したときに発生する熱が主な原因です。

医療脱毛機は、レーザーの熱エネルギーで照射部分の毛根細胞を破壊します。

一瞬であるものの高い熱が発生するため、レーザーを照射したときにバチッと輪ゴムで弾かれたような痛みを感じる場合があるのです。

しかし、必ずしも毎回このような痛みが伴うわけではありません。

照射部位や脱毛機の種類などによって、「じんわり温かい程度」「ほとんど気にならないほどの軽い痛み」など痛みの程度はさまざまといえるでしょう。

痛みが強いほど脱毛効果が高まるわけではない

「痛みが強ければ強いほど脱毛効果が高い」というイメージを持っている方もいるかもしれません。基本的にはその通りで痛みが強いほど効果が出る傾向にはあります。逆に言うと全く痛みがなければ効果はあまりないのではと疑ってもいいかと思います。

ただ一方で必ずしも痛みと脱毛効果がきれいに正の相関をするわけではありません。

痛みの主な原因は、レーザーによる熱です。この熱ダメージを軽減するため、照射と同時に冷却や吸引をすることで痛みを軽減可能な機種もあります。この痛みの対応がしっかりできているレーザーでしたらそうではないレーザーに比べると痛みはましと感じます。

このような痛みに配慮した脱毛機を使えば、脱毛効果を維持しつつ、痛みを抑えた治療が受けられるでしょう。

医療脱毛の痛みに影響する主な要素

医療脱毛の痛みに影響する主な要素

医療脱毛だからといって必ずしも痛みが伴うわけではなく、さまざまな要素が重なり合うことで痛みの度合いが変わってきます。

痛みの原因になり得る主な要素は、次のとおりです。

  • 脱毛方式
  • 波長
  • 機能(冷却など)
  • 出力
  • 脱毛部位
  • 肌の状態
  • 剃毛

それぞれの要素について詳しく見ていきましょう。

脱毛機の脱毛方式(熱破壊式・蓄熱式)

脱毛機には「熱破壊式」と「蓄熱式」の2種類の脱毛方式があり、痛みの感じ方に違いがあります。

脱毛機の脱毛方式(熱破壊式・蓄熱式)

それぞれの脱毛方式の違いは次のとおりです。

熱破壊式 蓄熱式
照射出力 高出力 低出力
脱毛効果を得るまで 早い(2〜3週間) 遅い(2週間〜数カ月)
痛み 感じやすい 感じにくい

熱破壊式は、高出力のレーザーで毛を生やす組織である毛母細胞や毛乳頭、バルジ領域を破壊します。

出力が高いため痛みを感じやすい傾向にありますが、高いエネルギーで毛根組織に瞬時にダメージを与えられるため、早ければ2〜3週間ほどで毛がポロポロと抜け落ちるなど効果を実感しやすいことが特徴です。

一方蓄熱式は、低出力のレーザーを繰り返し照射して細胞を破壊します。

脱毛効果を実感するまでは2週間〜数カ月ほどかかることがありますが、出力が低いため痛みを感じにくいことが特徴です。

当院では、冷却ガスで痛みを軽減する「ジェントルマックスプロプラス」「ジェントルマックスプロ」と熱破壊式の中でも痛みの少ない脱毛機「ライトシェアクアトロ」を採用しています。

また、麻酔の使用も可能なため、脱毛時の痛みが不安な方はお気軽にご相談ください。

脱毛機の波長

脱毛機の波長(光の届く長さ)によっても、痛みは異なります。

医療脱毛で使われるレーザーは次の3つです。

ダイオード アレキサンドライト ヤグ
波長 800~1,060mm 755mm 1,064mm
得意な毛質 波長によって太い毛〜細い毛まで対応可 色白な肌の毛濃くて太い毛 肌の色が黒い箇所の毛根深い毛
痛み 感じにくい やや感じやすい 感じやすい

3種類のレーザーの中で痛みを感じやすいのは、波長が最も長く、皮膚の深部までエネルギーが届くヤグレーザーです。

ただし、レーザーによって得意な毛質・肌質が異なるため、痛み以外の特徴も考慮した上で自分に合うものを選びましょう。

当院では、「ジェントルマックスプロプラス」「ジェントルマックスプロ」と「ライトシェアクアトロ」の3種類の脱毛機を採用しており、さまざまな肌質・毛質に対応した、効果的なオーダーメイド施術を行っています。

当院が使用する機械の波長

痛みを抑えて脱毛したい方は熱破壊式のダイオードレーザー「ライトシェアクアトロ」がおすすめです。

産毛のような細かい毛質までしっかり脱毛したい方は、より細かい出力設定が可能な「ジェントルシリーズ」がおすすめです。

吸引や冷却など痛みを抑える機能も搭載されているため、痛みが苦手な方や、これまでの脱毛であまり効果が得られなかった方は、お気軽に当院へご相談ください。

脱毛機の機能(冷却機能や吸引機能など)

使用している脱毛機の機能によっても、痛みの感じ方は変わります。

痛みの軽減効果が期待できる機能は、次のとおりです。

  • 照射時に冷却ガスを吹き付ける機能
  • 冷却しながらレーザーを照射する機能
  • 吸引しながら照射する機能

脱毛時の痛みに対して不安がある方は、これらの機能が搭載されている脱毛機を選ぶようにしましょう。

当院で採用している「ライトシェアクアトロ」には、吸引しながら照射できる機能「HSハンドピース」が搭載されています。

吸引しながら照射できる機能「HSハンドピース」

また、ライトシェアクアトロには、冷却しながら照射できる機能「ETハンドピース」も搭載されており、痛みをなるべく抑えた脱毛が可能です。

冷却しながら照射できる機能「ETハンドピース」

痛みの少ない脱毛を希望されている方は、ぜひ一度当院にご相談ください。

脱毛機の出力

脱毛機の出力によっても、施術時の痛みは変わります。

脱毛機の出力とは、簡単にいうと照射時のレーザーのエネルギー量です。

出力が高いほど大きなエネルギーが発生するため脱毛効果が高くなりますが、その分痛みも強くなります。

基本的には、患者様の肌状況や毛質などに応じて医師または看護師が出力を決定しますが、痛ければ弱めることも可能なため、施術者に相談するのが良いでしょう。

脱毛部位

脱毛する部位によっても、痛みの感じ方は異なります。

程度には個人差があるものの、以下のように毛が太い部位の脱毛は痛みを感じやすい傾向にあるといえるでしょう。

  • VIO
  • ひざ下
  • ひげ

太い毛を脱毛するには大きな熱エネルギーが必要となるため、強い痛みを感じやすくなります。

また、薄い毛でも痛みを感じやすいのが、以下のように皮膚が薄い部位です。

  • おでこ
  • 鼻の下
  • 手の指
  • 足の指
  • ひざ

皮膚が薄い部位は骨に響きやすいため振動が伝わりやすく、痛みを感じやすいとされています。

肌の状態

肌の状態も脱毛時の痛みに影響するため、注意が必要です。

特に、以下の肌状態は痛みを感じやすくなります。

  • 乾燥している
  • 日焼けしている

乾燥している肌は刺激に弱く、レーザーも乱反射しやすいため痛みを感じやすく、肌トラブルも起こしやすくなります。

脱毛期間中は入念な保湿(可能であれば1日2-3回、最低でも1日1回)を心がけ、肌の水分量を高めるようにしましょう。

また、脱毛機のレーザーはメラニン色素に反応するため、日焼け部分にも反応してしまう場合があります。

日焼け部分は乾燥しているため痛みを感じやすいほか、レーザーで火傷する可能性もあるため、日焼け対策をしっかり行ってください。

医療脱毛の方法別の痛みの感じ方

医療脱毛の方法別の痛みの感じ方

医療脱毛で施術可能な脱毛方法は一般的に、「ニードル脱毛」「熱破壊式」「蓄熱式」の順に痛みが強くなります。

ここからは、それぞれの方法別に痛みの感じ方を見ていきましょう。

ニードル脱毛(医療絶縁針脱毛)

ニードル脱毛とは、電気によって毛根と毛母細胞を直接破壊する脱毛方法です。

メラニンに反応する方法とは異なり、直接毛根にアプローチできるため、レーザーや光では対応できない白髪や、眉下の毛、アートメイク後の周囲の毛なども問題なく脱毛できます。

ただし、針を直接肌に刺すため、挿入時と電気を流す時に強い痛みを感じやすいのが特徴です。

痛みの感じ方としては、前述の熱破壊式や蓄熱式の医療脱毛よりも強いとされています。

一方でニードル脱毛は痛みのイメージが独り歩きし、「かなり痛い」のではと思われております。実際に受けた方からは痛くないことはないが思ったほどではなかったとおっしゃられる方も少なくありません。

また、毛を1本ずつ処理するため、脱毛する毛が多いほど痛みを感じる回数は多くなるといえるでしょう。

熱破壊式

熱破壊式は、医療レーザーを使用した脱毛方式のひとつです。

毛根に高出力のレーザーを照射し、毛を生やす細胞自体を破壊するため、レーザー照射時は一瞬であるものの約200~250℃もの熱が肌に当たります。

そのため、次に紹介する蓄熱式よりも痛みを感じやすいのが特徴です。

痛みの程度としては、「バチッと輪ゴムで弾かれたような痛み」とよく表現されます。

蓄熱式

蓄熱式も医療レーザーを使用した脱毛方式のひとつです。

蓄熱式は、低出力のレーザー照射で施術をおこなっていくため熱破壊式よりも痛みを感じにくいのが特徴です。

痛みの程度としては、「じんわりと熱くなる痛み」とよく表現されます。

また、蓄熱式はピークパワーが低いため、直接的に毛根を破壊する本数はどうしても減ってしまい効果が限定的になってしまうことも少なくありません。

医療脱毛で痛みを感じやすい部位

医療脱毛で痛みを感じやすい部位

医療脱毛で痛みを感じやすいとされているのは、以下の部位です。

  • 脇・ヒゲ
  • VIO
  • 顔・手の指・うなじ

それぞれの部位について、痛みの感じ方を見ていきましょう。

脇・ヒゲ

脱毛で痛みを感じやすいとされるのが、脇や男性のヒゲなど太くて濃い毛が生える部位です。

医療脱毛はメラニン色素に反応してレーザーを照射するため、色素を多く含むこれらの部位は強い痛みを感じます。

一般的には「輪ゴムで弾いたようなバチッとした痛み」と表現されますが、毛質や体質によってはかなり強い痛みを感じるケースもあるため、注意しましょう。

VIO

VIOのように毛が剛毛かつデリケートな部分は、脱毛部位の中でもかなり強い痛みを感じるとされています。

太く濃い毛を脱毛するには高出力でレーザーを照射する必要があるため、剛毛かつ皮膚が薄いVIOはどうしても痛みを感じやすくなってしまうのです。

また、生理的な色素沈着も多い部位にはなるためそれによる痛みも感じやすくなります。

痛みの程度は人それぞれですが、痛みが心配な人、少しでも痛みを軽減したい人は、麻酔クリームを使用するのがおすすめです。

この後の項目では痛みの軽減方法を紹介しているため、VIO脱毛を検討される方は参考にしてください。

顔・手の指・うなじ

顔や手の指・うなじなどの皮膚が薄い部位は、毛が薄くても痛みを感じやすくなります。

たとえば、皮膚の薄いおでこと、皮膚の厚い手のひらをデコピンするとしましょう。同じ力でも、皮膚の薄いおでこの方が強い痛みを感じます。

このように、皮膚が薄い部分は敏感になっているため、低出力のレーザーでも痛みを感じることがあるのです。

また、骨に近い部位は骨に響くような痛みを感じることもあります。

医療脱毛の痛みを軽減する方法

医療脱毛の痛みを軽減する方法

医療脱毛はしっかりと対策すれば痛みを抑えた脱毛が可能です。

ここでは医療脱毛の痛みを軽減する方法を4つ紹介します。

「痛みが怖い」となかなか医療脱毛に踏み切れていない方はぜひ、参考にしてください。

痛みに配慮した脱毛機を選ぶ

医療脱毛をする上でまず確認したいのが、痛みに配慮した脱毛機を使用しているかです。

具体的には、「蓄熱式」または「冷却機能・吸引機能」のどちらかが採用されている脱毛機が良いでしょう。

ただし、蓄熱式は脱毛効果が現れるまでに時間がかかるため、すぐに効果を得たい方は「熱破壊式×冷却(吸引)機能」の脱毛機を選ぶと痛みを抑えて脱毛できるでしょう。

念入りな保湿と紫外線対策を行う

日焼けや乾燥は、脱毛時に痛みを感じやすくなる要素のひとつです。

そのため、脱毛期間中は次のようなケアで肌を守りましょう。

  • 乾燥肌・敏感肌用のスキンケアを使う
  • 日焼け止めクリームを塗る
  • 日傘・帽子・アームカバーを使用する

脱毛は基本的に何度か通い続ける必要があるため、季節に関わらず保湿や紫外線対策を心がけることが大切です。

体調や肌の調子がよくないときは施術を避ける

身体や肌の調子が悪いときは施術時に痛みを感じやすくなります。

具体的な症状は次のとおりです。

  • 生理中
  • 肌が荒れている
  • 風邪の治りかけ

上記の症状があるときは施術を避けるか、担当の医師に相談するようにしましょう。なお、生理中はVIOやヒップの施術ができないことが多いため、事前に確認しておくことが大切です。

麻酔を使用する

どうしても痛みに不安がある方は、麻酔を使用するのもひとつです。

痛みは施術回数を重ね、毛が細く弱くなるにつれて徐々に感じにくくなります。

そのため、痛みに弱い方は初回〜3回程度の施術で麻酔クリームを使用するのがおすすめです。

クレストスキンクリニックの医療脱毛の3つの痛み対策

クレストスキンクリニックの医療脱毛の3つの痛み対策

当院では、医療脱毛の痛みを軽減するために以下のような対策を行っています。

1:痛みを感じにくい機械の使い分け

当院は、痛みに弱い方にも脱毛効果をしっかりと感じていただけるように、複数の脱毛機を使い分けているのが特徴です。

「ジェントルマックスプロ」「ジェントルマックスプロプラス」と「ライトシェアクアトロ」の3種類の脱毛機を使用し、一人ひとりの毛質や肌質、照射部位やご希望などに合わせて、痛みに配慮した施術を行っています

2:声掛けしながらの丁寧な照射

施術中の声掛けを心がけているのも、当院の取り組みの一つです。

常に患者様に声掛けしながら施術を行っているため、痛みや違和感がある場合はお気軽にご相談いただけます

3:麻酔クリームの用意

どうしても痛みが心配という方のために、麻酔クリームもご用意しています。(1回2,000円)

脱毛時の痛みが不安な方は、お気軽にご相談ください。

まとめ

本記事では、医療脱毛の痛みについて、考えられる要因や軽減する方法を解説しました。

痛いといわれる医療脱毛ですが、脱毛機の選び方やオプションの追加、日頃のケアなどにより痛みを軽減させることが可能です。

クレストスキンクリニックでは痛みを軽減させる施術を心がけ、効果を最大限にご実感いただけるよう施術を行っているため、医療脱毛の痛みに不安がある方は、一度カウンセリングをご検討ください。

記事監修

森口翔 M.D. Ph.D

森口翔 M.D. Ph.D
慶應義塾大学医学部卒業
慶應義塾大学医学部大学院博士課程修了
医療脱毛専門クレストスキンクリニック医師

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