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医療脱毛の基礎知識

医療脱毛して10年後の毛はどうなる?毛の変化と対応などを解説

カテゴリ: 脱毛コラム

医療脱毛は永久脱毛(永久減毛)と言われることもありますが、10年後にどうなるかを具体的にイメージできず、不安を抱えている方は少なくありません。

毛の状態は、加齢やホルモンバランスの変化などにより変化することをご存じでしょうか。

この記事では、医療脱毛の効果が10年後まで持続しないケースや効果を長持ちさせるポイント、再び毛が生えてきた場合の対応などを詳しく解説します。

10年後も医療脱毛の効果が続くのか、もし毛が生えた場合の対処法を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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医療脱毛から10年後の毛はどうなる?

医療脱毛から10年後の毛はどうなる?

医療脱毛後の毛の状態には個人差がありますが、10年経っても多くの場合は施術前と同じ状態に戻るわけではありません。

ここでは、医療脱毛から10年後の毛がどうなるのか、基本的な知識について解説します。

医療脱毛における永久脱毛の定義

医療脱毛で使われる永久脱毛や永久減毛という言葉は、一般的にイメージされるような「一生毛が生えてこない状態」とは少し意味が違います。

米国食品医薬品局(FDA)では、「一定期間後に再生する毛の本数が減少し、その状態が長期的に維持される」ことを永久脱毛とは言わずに永久減毛と定義しています。

レーザー脱毛は、毛を生やす組織を破壊し、再生力を弱めることで長期間減毛する仕組みです。

そのため、施術後に細い毛が残ったり、長期間の経過で新たな毛が生えてくる可能性があります。

また、米国電気脱毛協会(AEA)は「最終脱毛から1か月後の毛の再生率が20%以下であること」が永久脱毛として限定的な表現を使用しています。

つまり、永久脱毛とは、完全に毛が生えなくなるわけではなく、長期的に減毛された状態が続く状態を目指すものです。

多くは自己処理の頻度が大きく減った状態

医療脱毛を受けて10年が経過しても、施術前のように元通りになることはほとんどありません。

レーザーの熱で毛の組織を破壊するため、再び毛が生えてきたとしても、量や太さが軽減されるのが一般的です。

ただし、施術回数や出力、使用機器などの技術的な面や、毛質やホルモンバランスなどの個人差によって人それぞれ異なります。

ほとんど自己処理が不要な状態を維持している方もいれば、年に数回は処理が必要な状態に落ち着く方もいます。

脱毛効果の持続目安

医療脱毛の効果は長期的に持続し、ほとんど自己処理が不要な方もいて、10年後も維持できるケースが多いです。

個人差が大きいですが、脱毛後約1~3年をすぎても、産毛レベルの毛で維持していることもあります。

また、施術部位による持続期間の差もあることを知っておきましょう。

例えば、ワキやVIOなど太い毛の部位は反応が安定しやすく、長期間にわたり自己処理が必要ない状態を維持できることが多い部位です。

一方、顔や背中、二の腕など産毛が多い部位は、再び毛が目立つようになる可能性もあります。

医療脱毛と光脱毛の違い

医療脱毛は、長期的な減毛を目指す方法ですが、光脱毛は継続的なケアが必要で、大きな違いがあります。

医療脱毛は、レーザーによって毛を生やす組織を破壊し、長期的に毛の再生力を弱めます。

一定回数の施術後は自己処理の頻度が大きく減少し、脱毛を目指せる施術です。

一方、光脱毛の多くは医療行為ではないため出力が弱く、毛の成長を抑えるに留まります(そもそも法律的に細胞を破壊する行為をしてはいけないという限界もあります)。

継続して通うことで、毛が生えにくい状態を維持する方法です。

つまり、光脱毛は施術を中断すると再び毛が生えてくるため、通い続けなければなりません。

医療脱毛の効果が10年後まで持続しないケース

医療脱毛の効果が10年後まで持続しないケース

医療脱毛の効果は、すべての方で同じ結果になるわけではありません。

ここでは、10年後に毛の状態が変化する主なケースについて、解説します。

照射回数・出力が十分でなかった

医療脱毛は、複数回の照射を適切な回数・出力で行うことにより、効果が期待できます。

回数や出力不足は広範囲での毛の再生力が十分に弱まらず、時間の経過とともに毛が目立つ可能性があるため、注意が必要です。

  • 途中終了(毛量が減った段階で終了した、産毛には十分効果が出なかったなど)
  • 中断・休止(費用負担やライフスタイルの変化など)
  • 出力不足(痛みへの不安、日焼けの影響など)
  • 照射条件の制限(肌トラブル、敏感肌への配慮など)

このような場合、数年後に毛が再び気になってくる毛が多い状態になるケースも考えられます。

毛周期に合わない通院間隔だった

体毛は一定の周期で生え替わっていて、すべての毛が同じタイミングで生えているわけではありません。

成長期・退行期・休止期の毛が混在していて、レーザーが反応するのは成長期の毛だけです。

通院間隔が短すぎる場合は、十分に毛が伸びていない毛が多く効果が出にくくなります。

逆に間隔が空きすぎると、再び毛が生えそろっている場合が多いため基本的に短すぎる場合に比較して問題ない場合が多いです。

ホルモンバランスの変化の影響があった

毛の状態はホルモンの影響を受けるため、医療脱毛で毛量が減少しても、ホルモンバランスの変化により体毛が再び目立つことがあります。

特に女性では、妊娠や出産、更年期などの時期にホルモンバランスが乱れやすく、毛の太さや生え方が変わることが多いです。

男性も、加齢に伴い体毛の分布が変化することもあります。

体重の増減や生活習慣の変化、ストレスなどもホルモン分泌に影響を与える要因です。

また、ホルモン療法や不妊治療、ピルの使用、内分泌疾患の治療などの薬剤を使用した場合、発毛に影響が出る可能性があります。

白髪・金髪があった

医療脱毛は、レーザーが毛に含まれるメラニン色素に反応する仕組みです。

そのため、色素が少ない白髪や金髪には反応しにくく、十分な効果が得られない場合があります。

施術時点で白髪や金髪があった場合、その部分だけが残ることも考えられます。

長期的な満足度を高めるためには、白髪が増える前の施術開始や、ニードル脱毛との併用などの工夫が必要です。

その他の要因

医療脱毛の効果は、日常生活や身体の変化など、複数の要因によって左右されます。

日焼けをしていると、毛だけではなく肌のメラニン色素にレーザーが反応し、火傷のリスクが高まります。

強い摩擦(タオルで強く拭く、締め付けの強い衣類など)や毛抜きやワックスによる自己処理が続くのは、炎症や色素沈着の原因のひとつです。

このような場合、レーザーの出力を抑えたり、必要に応じて施術の延期をすることがあるため、通院計画を変更せざるを得ません。

また、体質や遺伝的な要素により、毛量や毛質には個人差があり、同じ回数の施術でも効果の感じ方は人それぞれです。

医療脱毛の効果を長持ちさせるポイント

医療脱毛の効果を長持ちさせるポイント

医療脱毛の10年後の状態を左右する要素は、施術中だけでなく、その後の生活習慣も関係します。

ここでは、効果をできるだけ長持ちさせるポイントについて解説します。

適切な回数・間隔で施術を受けて完了させる

医療脱毛は、毛周期に合わせた間隔で施術を継続することが重要です。

計画していた通院間隔が乱れると、成長期の毛に照射するタイミングがずれて、想定している効果が得られない可能性が高まります。

部位や肌状態にもよりますが、全身脱毛では、約1~3か月ごとに約5~8回の照射で、自己処理が楽になるのを目指します。

この場合、約1年半〜2年半が完了までの目安となるため、事前に通院スケジュールを考え、適切なペースが保てるように調整が必要です。

照射間隔も1~3ヶ月というのはあくまでも目安で、基本的には毛が生え揃ったらになります。

ただし、回数だけで判断せず、クリニックと相談して変化を確認しながら、追加照射の可能性も含めて検討しましょう。

日焼け対策や肌ダメージを避ける

施術期間中に肌状態を安定させておくことは、脱毛効果を長持ちさせることにつながります。

日焼けや炎症があると照射を制限したり、延期したりして計画通りに施術が進まず、結果的に回数や照射が不足する可能性があります。

医療脱毛中は、日常的に日焼け止めや帽子・日傘などを活用して、紫外線対策を徹底しましょう。

日傘は最近ですと晴れ雨兼用で高機能な商品もありますので、そのような折り畳み傘を利用することもひとつです。

また、レーザー照射の熱は肌が乾燥しやすいため、肌トラブルによって施術間隔に影響することがあります。

施術後は特に、低刺激のスキンケア用品でしっかり保湿して、低下した肌のバリア機能を補うことが大切です。

これらは簡単なようで継続自体が難しい場合もあるため、もし間があいてしまってもそれでやめてしまわず粘り強く日焼け対策や保湿を行うといいかと思います。

生理中は照射を避ける

生理中は、体調や肌状態が不安定で、施術時に普段より痛みを強く感じたり、赤みや刺激が長引いたりすることがあるため、照射は避けましょう。

ホルモンの変動によって、皮脂分泌や水分バランスが乱れ、乾燥や炎症が起こりやすい時期でもあります。

肌トラブルが起こると、施術の延期や出力の調整が必要になり、完了までの期間が延びる可能性があります。

VIOの施術は衛生面の配慮も必要で、クリニックによっては生理中の施術を制限している場合もあるため、予約時に予定日を確認しましょう。

若年層から脱毛を開始する

医療脱毛は、若い段階から始めることで、長期的な管理がしやすくなる傾向があります。

若年層では更年期のようなホルモン変動が少なく、毛の状態が安定していることが多いです。

また、ライフイベント期に通院が重なると、通院のハードルが高くなる恐れがあります。

例えば、妊娠・出産、転居、就職、転職など、生活のリズムが大きく変わる時期の前に主要な部位の脱毛を終えておく考え方です。

忙しくなっても、必要に応じた追加照射のみで対応でき、調整がしやすくなります。

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医療脱毛をして10年後に毛が生えてきたらどうする?

医療脱毛をして10年後に毛が生えてきたらどうする?

医療脱毛後に再び毛が生えてきても、すぐに不安になる必要はありません。

以下で解説するように、現在の毛の状態を確認して、適切な対応をしてください。

自己処理で対応できるレベルか見極める

医療脱毛後に毛が気になっても、すぐに施術を再開する必要があるとは限りません。

自己処理で対応できるか、日常生活にどの程度影響しているかを確認しましょう。

自己処理で対応可能 判断に迷う状態 施術を検討する状態
  • 自然光で見て目立ちにくい
  • 毛が細く柔らかい
  • 年に数回の処理で維持できる
  • 部位によって目立ち方が異なる
  • まばらに太い毛が混じる
  • 処理の間隔が月1回程度
  • 他人の目から見て目立つ
  • 太く濃い毛が増えた
  • 週1回以上の自己処理が必要

見た目・処理頻度・毛質をそれぞれチェックすることで、自己処理で対応できるか、追加の施術を受けた方がよいかを判断しやすくなります。

医療脱毛でも100%脱毛可能というわけではないため、特に簡単な自己処理で対処が可能な場合は無理に行う必要もありません。

上表の左側のような場合は無理に施術を行うことで、部位によっては硬毛化のリスクなどもあるため、よく検討することが大切です。

追加照射の検討

たとえ10年後に毛が生えてきても、全身の追加施術をするケースはほとんどありません。

全体の毛量は減少しているため、気になる部分だけのメンテナンスで対応できます。

一部分だけならば、数回で印象が変化することが多いです。

ただし、費用が改めてかかったり、以前の契約の追加プランが適用されたりと、クリニックにより料金体系はさまざまです。

コース終了時には、将来的にメンテナンスする場合の費用について確認しておきましょう。

毛が増えた原因を確認する

毛が目立ってきたと感じる場合、原因について整理することも重要です。

原因によっては、追加照射の方法やタイミングを考慮しなければなりません。

妊娠・出産・更年期・服薬などの影響や生活環境の変化により、毛が目立つケースもあります。

毛が増えたのは一時的なものである可能性もあるため、数か月単位で状態を観察し、追加照射が必要かどうかをクリニックに相談してみましょう。

医療脱毛で後悔しないために

医療脱毛で後悔しないために

医療脱毛は、施術時の満足度だけでなく、10年後の状態まで想定しておくことで、後悔を防げます。

ここでは、長期的な視点で意識したいポイントを紹介します。

将来の体型や生活変化を想定した施術を受ける

毛の状態は年齢とともに変わるため、現在の悩みだけでなく、将来の変化も考慮して、部位や照射範囲を選ぶことが大切です。

露出の機会がある職業やライフスタイルを選択する場合、早い段階から広い範囲の施術を検討する方もいます。

また、将来的に自己処理の手間を減らしたい部位を優先しておくことで、生活環境が変化しても対応しやすくなるでしょう。

将来の生活を具体的にイメージしておくことで、追加施術や再契約が必要になるリスクを減らせます。

コストとメンテナンスのバランスを考慮する

医療脱毛は、初期費用だけではなく、将来的なメンテナンスも含めて考えておくとよいでしょう。

施術が完了しても、年齢や生活環境の変化によって毛の状態が変わり、追加照射をする可能性があると、あらかじめ理解しておいてください。

例えば、最初に広い範囲の施術を受けておくと、メンテナンスのための追加費用は少なく済むケースもあります。

逆に、優先度の高い部位から始めて、状況を見ながら範囲を広げるのもひとつの方法です。

生活環境やライフプランにより、どのようなコストとメンテナンスのバランスが適しているかは、人それぞれ異なります。

さまざまな変化によって毛が生えてくる可能性を考えておく

医療脱毛を完了していても、体毛の状態が一生変わらないわけではありません。

年齢を重ねる過程で、体内環境や生活の変化により、毛の生え方が変化したり、新たに生えてくる可能性があります。

これまで気にならなかった部位に毛が生えることもあり、施術時点とは状況が変わることは少なくありません。

これらは医療脱毛後に一定の割合で起こり得ることで、可能性があることを理解しておくだけで、必要以上の不安を防げます。

クリニック選びを慎重に行う

医療脱毛は、10年後の状態まで見据えて、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。

  • 医師による診察・肌状態の確認が行われている
  • 使用している機器の種類や特徴の説明がある
  • 毛質や肌状態に合わせた出力調整が可能
  • 通院計画が相談しやすい
  • リスク説明や対処法、アフターケア体制が整っている
  • 途中解約や追加照射の条件が明確
  • 長期的な通院やメンテナンスに対応している

このような点について、事前に確認しておきましょう。

慎重なクリニック選びは、医療脱毛の不安やトラブルを軽減し、長期の通院継続にもつながります。

まとめ

医療脱毛は、10年後も毛量や毛質が変化することはありますが、施術前の状態に戻る可能性は高くはありません。

ホルモン変化や加齢などの影響により、一時的・部分的に毛が気になるケースもありますが、適切なメンテナンスで対応可能です。

施術回数や通院管理、生活習慣などは結果に関係するため、将来の変化を見据えた施術計画を立てることが重要です。

信頼できるクリニックを選び、必要に応じてメンテナンスを取り入れることで、10年後も満足度の高い状態を維持できます。

クレストスキンクリニックは、患者様それぞれの毛のお悩みを丁寧に聞き取り、適切な脱毛プランをご提案いたします。

脱毛の専門知識をもつ医師が常駐し、トラブルやご質問にもスムーズに対応可能です。

医療脱毛後に毛が生えてくるのではと不安がある方は、クレストスキンクリニック 船橋店池袋店へご相談ください。

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記事監修

森口翔 M.D. Ph.D

森口翔 M.D. Ph.D
慶應義塾大学医学部卒業
慶應義塾大学医学部大学院博士課程修了
医療脱毛専門クレストスキンクリニック医師

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