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ジェントルマックスプロの効果とは?施術回数や部位別の脱毛回数を解説

2024.01.11

カテゴリ… 脱毛コラム脱毛機

ジェントルマックスプロの効果とは?施術回数や部位別の脱毛回数を解説

ジェントルマックスプロは、「厚生労働省認可」を受けている医療脱毛です。

どのような魅力があるのか、効果の持続性やデメリット、他の脱毛機との違いは語られることがありません。

本記事ではジェントルマックスプロの基礎知識脱毛や効果、脱毛にあたっての注意点などを詳しくまとめました。

進化する医療脱毛を支えるジェントルマックスプロの、知られざる魅力を解説しています。

ジェントルマックスプロとは?

ジェントルマックスプロとは?

1台に2波長のレーザーを搭載した脱毛機で、肌質や毛質を問わず医療脱毛が行えます。

機種名 ジェントルマックスプロ
認可 米国FDA厚生労働省
脱毛方式 熱波式
レーザーの種類 アレキサンドライトレーザーヤグレーザー
脱毛効果 高い(産毛にも効果あり)
痛み 強い
日焼け肌・色黒への効果 脱毛可能
冷却機能 あり

肌質を問わず脱毛が可能で、特許を取得している特殊な冷却機能(DCDガス)によって他のレーザーと比較し、より強力に痛みを軽減できるのが特徴です。

厚生労働省で認可された脱毛機

米国の政府機関「FDA」と日本の厚生労働省から承認を受けています。

国内で利用されている脱毛機の多くは米国FDAの承認は受けていましたが、厚生労働省は認可されていませんでした。

ジェントルマックスプロは「脱毛目的の機器」として認可されただけでなく、永久的な減耗効果についても薬事承認されています。

医療機関でのみで扱えるレーザー脱毛機として、安全性と安心感がさらに高まったと言っても過言ではありません。

2種類のレーザーを搭載している

アレキサンドライトレーザーは、ポピュラーな医療脱毛機で多くのクリニックに導入されています。

メラニンに対して敏感に反応する性質を持っているなど、日本人の肌質や毛質に合った脱毛機です。

シミの改善や美肌効果もあり、剛毛への効果が高いため、性別を問わず多くの人がアレキサンドライトレーザーで脱毛しています。

レーザー種類 アレキサンドライトレーザー ヤグレーザー
波長 755nm 1064nm
痛み やや強い 部位によるがかなり強い
得意な毛質 肌の色が白く毛が黒い毛(膝下や腕など) 根が深い毛(ヒゲ)、肌の色が濃い部位(VIO・日焼け肌)
肌質 普通肌 日焼け肌・色黒肌

一方、ヤグレーザーは波長が長く、根深いムダ毛にアプローチできます。

これら2種類を1台に搭載することによって、肌質や毛質を問わず脱毛ができるようになりました。

なお、よくある誤解としてはヤグレーザーの方が効果が強いと思い、全てヤグレーザーで打ちたいという希望が時々ございます。脇や腕や足、体幹など一般的な毛に対してはアレキサンドライトレーザーが効果的です。しかし、被毛角(根)が深い毛や肌の色の黒い部位など特殊な場合に限りヤグレーザーの方が効果があります。

この誤解が広まった理由にアレキサンドライトレーザーで抜けきらなかった特殊な毛(口周りや顎ひげなど深いところ、肌の色が黒いVIOの毛)をヤグレーザーだと抜けたため、ヤグレーザーがより強力という誤解が広まってしまったという経緯が考えられます。

安全性の高い医療レーザーで永久脱毛が可能

FDA(アメリカ食品医薬品局)や、AEA(米国電気脱毛協会)では、減耗状態が毛周期を超えて長期間継続するのが永久脱毛と定義されています。

減耗状態を長期間維持するには、発毛組織を破壊する必要があり、それができるのは医療行為であるレーザー脱毛です。

レーザーを使った脱毛行為は、医療従事者でしか行うことはできません。

脱毛機の使い方を熟知した医師や看護師の手によって脱毛が行われますから、安全性が高く、万が一のトラブルへの対処も早く安心です。

ジェントルマックスプロによる脱毛の仕組み

ジェントルマックスプロによる脱毛の仕組み

2種類のレーザーを切替ながら照射できるので、幅広い肌質や毛質の脱毛に対応できます。

熱破壊式(HR)、蓄熱式(SHR)、それぞれの特徴を表にしました。

脱毛方式 熱破壊式(HR) 蓄熱式(SHR)
特徴 効果は高い痛みはやや強め 肌の色が黒い場合、毛が黒く浅い部位(脇やスネ等)痛みはやや弱い
ターゲット 毛母細胞・バルジ領域 毛母細胞・バルジ領域

この2つの特徴を踏まえたうえで、脱毛の仕組みを理解しましょう。

熱破壊式(HR)

レーザー脱毛を受けると、照射後10日~3週間で毛が抜け落ちます。

従来のレーザー脱毛は、メラニン色素を含んでいる日焼けした肌に使用すると、火傷の危険性が高いという理由から施術が受けられませんでした。

熱破壊式は毛の成長に合わせて施術を受ける必要があり、十分な脱毛効果を得るには6回程度の通院が必要です。

蓄熱式(SHR)

低出力のレーザーですから痛みも少ないですが、脇やスネなど毛が太くしっかりしており浅い部位に主に効果があります。

熱破壊式を痛みで断念した場合の選択肢になります。

「これから生えようとするムダ毛の成長を止める」ため、効果があらわれるのがわかりにくいのがデメリットです。

ジェントルマックスプロで効果がでる目安

ジェントルマックスプロで効果がでる目安

異なる脱毛方法でも、メラニンを利用する仕組みには変わりがありません。

脱毛回数と期間、目に見える効果を表にしました。

回数 期間 脱毛効果
3回 約6か月 ムダ毛が薄くなる
3~5回 約1年 自己処理回数が減る
6~8回 約1年~ ほぼムダ毛がなくなる

成長期・退行期・休止期のサイクルを毛周期と呼んでおり、脱毛できるのは成長期にあるムダ毛だけです。

施術1回につき全体の20%程度が脱毛可能で、早い人で3日以内、遅くても1〜3週間するとムダ毛が抜けます。

これを繰り返すことにより、生えてくるムダ毛が細く色素も薄くなっていくのです。

3~5回施術を受けると、自己処理回数が減少したなどの効果が実感できます。

男性のヒゲやVIOなど濃く根が深いムダ毛の場合には、8回程度は必要です。

脱毛クリニックでは、実績や経験から脱毛に必要な回数をアドバイスしてくれます。

ジェントルマックスプロで得られる効果

ジェントルマックスプロで得られる効果

高い機能を搭載していますので、脱毛に対する期待も大きいでしょう。

主に得られる効果は以下の5つです。

  • 短期間で満足できる脱毛ができる
  • 美肌効果も得られる
  • 毛質や肌質問わず脱毛可能
  • 時間がかかる部位も脱毛時間が短い
  • 強力な冷却機能付きで痛みが軽減される

幅広い脱毛に適したジェントルマックスプロの効果を見ていきましょう。

ハイスピード・ハイパワーで脱毛時間が短縮できる

ジェントルマックスプロは、高速連射に加えてスポットサイズを部位で使い分けることで広範囲に素早くキレイにできます。

脱毛施術時間が短くなれば、ベッドに横になる時間も短いですから患者の負担が軽減されます。

脱毛に時間をかけたくない、隙間時間を利用して通いたい人には、スピーディな施術ができる脱毛機はメリットです。

脱毛部位や麻酔の有無にもよりますが、ジェントルマックスプロを使った全身脱毛は約1時間とかなり早くなっています。

美肌効果が期待できる

アレキサンドライトレーザーは、シミやそばかすの治療のために開発されました。

自己処理による色素沈着や脱毛部位にシミがある場合には、副次的効果としてシミやそばかすの改善が期待できます。

冷却装置によって肌が沈静化されるので、毛穴が引き締まり肌のキメが細かくなめらかになるため、美肌効果も得られるでしょう。

もちろん、日常的なスキンケアを忘れずに肌をいたわることも大切です。

毛質や肌質を選ばず脱毛できる

日焼け肌や色素沈着の度合いによっては、医療脱毛を受けられないケースもありました。

ジェントルマックスプロは、肌質に合わせたレーザーを使い分けられるため、患者に最適な脱毛が行えます。

機械を入れ替える必要がないため、無駄な時間を使わないのもメリットでしょう。

冷却システムで痛みを軽減

医療脱毛で痛みを感じるのは、高出力のレーザーが発する熱が原因です。

ジェントルマックスプロは、メラニン吸収度の高いレーザーを搭載しているため、ムダ毛以外のメラニンにも強く反応します。

皮膚に含まれているメラニンに反応することで、表皮に刺激を感じるようになり痛みとなってあらわれるのです。

ジェントルマックスプロには、DCDという特許技術を冷却装置に搭載しています。

照射直前に冷却ガスが噴射し肌を冷やすため、レーザーの熱ダメージから肌を守り、痛みを軽減します。

冷却装置によって施術の安全性が高まると同時に、レーザー脱毛への不安や副反応などの不快感もなくなると考えてよいでしょう。

ジェントルマックスプロの注意点

ジェントルマックスプロの注意点

ジェントルマックスプロには、デメリットもありますから脱毛前に確認しておきましょう。

主なデメリットは以下の4つです。

  • 仕上り差が出ることがある
  • 白髪脱毛はできない
  • 痛みはゼロではない
  • 硬毛リスクがある

ここでは、それぞれのデメリットを解説します。

技術者によって仕上がりに差が出る

ジェントルマックスプロは照射スポットが丸いために、施術者の技術力が低いと照射漏れが発生することもあります。

高い脱毛効果を期待するのであれば、脱毛施術経験が多く実績がある特に脱毛専門のクリニックを選びましょう。

看護師が施術を行いますが、施術メニューが多い場合はどうしても看護師が全てに対応するため脱毛の練習や施術回数が少なくなってしまい照射漏れや高い出力での照射が困難となってしまいます。

丁寧に施術を行ってくれるだけでなく、万が一照射もれが合った場合には再照射保証可能である旨が、ホームページに記載されているか確認しておきましょう。

白髪は脱毛できない

医療脱毛はレーザーがメラニンに反応することで、脱毛効果を発揮します。

太くて黒い・細くて色が薄い毛など部位によって違っていても、メラニン色素が含まれていれば、照射後には効果があらわれます。

産毛にはメラニン色素が少ないため、他の毛よりも効果が出るまでに時間がかかるように、レーザー脱毛はメラニンの濃さに左右される方法です。色素が薄い場合でもジェントルシリーズはピークパワーが高いため他のレーザーと比較しても高い効果を出すことができます。

白髪はメラニン色素が存在しない毛根から生えていますので、レーザーを照射しても効果は得られません。

多少の痛みや刺激はある

ヤグレーザーは照射時の出力が高いため、火傷リスクはありませんが、冷却ガスを使用しても多少の痛みを感じてしまうこともあります。

痛みに弱い人もいますので、麻酔クリームを併用することも可能です。

我慢するとストレスになりますから、冷却ガスと併用して使用すると良いでしょう。

硬毛化リスクが低い

波長が長いヤグレーザーは、皮下組織の深いところの毛にもレーザーが届き、硬毛化のリスクが軽減されています。

またアレキサンドライトレーザーは色素が強いものほど効果を発揮するため、硬毛化した毛の解消も期待できます。硬毛化が起こりやすい部位は背中や腕、肩、フェイスラインなど毛が深いところとなります。

一方でジェントルシリーズでも硬毛化は起こり、これはレーザーに限らず家庭用脱毛器やエステなどの光脱毛も含めて全ての脱毛施術には硬毛化のリスクはあると考えておきましょう。

硬毛化が生じた場合の対応はクリニックごとに異なりますので、カウンセリングで確認しておくことをおすすめします。

ジェントルマックスプロとジェントルマックスプロプラス効果の違い

ジェントルマックスプロとジェントルマックスプロプラス効果の違い

ジェントルマックスプロプラスは、シリーズの最新作です。

照射エネルギーが大幅にアップしたことで、より高い効果を発揮できるようになりました。

ジェントルマックスプロ ジェントルマックスプロプラス
搭載レーザー アレキサンドライトレーザーヤグレーザー アレキサンドライトレーザーヤグレーザー
冷却機能
パルス幅(深達度) 最短3msec 最短2msec
照射エネルギー アレキサンドライトレーザー:50Jヤグレーザー:72J アレキサンドライトレーザー:69Jヤグレーザー90J
施術スピード 最大10Hz(実質2Hz以下) 最大10Hz(実質3Hz以下)
スポット径 最大24mm 最大26mm

パルス幅も短く深達度が下がり、瞬時のパワーが高まったことで産毛や細い毛に対しての効果がジェントルマックスプロよりも高くなります。

より大きいスポットサイズでハイスピード照射が可能になったことで、脱毛時間がさらに短くなりました。

ジェントルマックスプロはこんな人におすすめ

ジェントルマックスプロはこんな人におすすめ

自分の悩みに合った脱毛方法を選べば、ストレスもなく理想の肌を手に入れられます。

ジェントルマックスプロは、どのような人におすすめなのでしょうか。

アトピー・敏感肌の人

アトピー肌や敏感肌は、バリア機能が正常に働かないためトラブルが起きやすくなっています。

医療脱毛すると神経線維が短くなるためかゆみが治まり、肌を傷つけないため炎症が起こりにくくなります。

ムダ毛がなくなり、アレルゲンである花粉やほこりが付着しなくなれば、肌荒れリスクが軽減されるでしょう。

ヤグレーザーは皮膚表面のメラニン色素に反応しにくく、皮膚深部のメラニン色素に反応しやすいため、アトピー肌にピッタリな波長です。

医師の診察後に脱毛を行いますので、無理がないペースですすめられます。

短い施術時間で脱毛したい

部分的な脱毛であれば短い時間で脱毛を終えられますが、全身脱毛となれば時間がかかります。

施術を受けている間は体を自由に動かせませんし、それを苦痛に感じる人もいるでしょう。

ジェントルマックスプロは、18mmから最大24mmと幅広いスポットを採用し、脱毛部位に合わせて使い分けしています。

全身脱毛で約1時間と、ストレスを感じることなく脱毛を受けられるでしょう。

まとめ

まとめ

ジェントルマックスプロは安全性が高いだけでなく、医療脱毛が難しかった日焼け肌にも対応できる脱毛機です。

メリットだけでなくデメリットもありますので、両方を理解したうえで施術を受けましょう。

クレストスキンクリニックでは、患者一人ひとりの悩みや肌質にあった脱毛プランを提案します。

ジェントルマックスプロで医療脱毛を検討しているなら、無料カウンセリングで相談してみましょう。

記事監修

森口翔 M.D. Ph.D

森口翔 M.D. Ph.D
慶應義塾大学医学部卒業
慶應義塾大学医学部大学院博士課程修了
医療脱毛専門クレストスキンクリニック医師

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